リクルートは7月15日、「じゃらん観光国内宿泊旅行調査2026」の結果を発表した。調査は2026年4月10日~4月21日、全国1万5,548人の宿泊旅行者を対象にインターネットで行われた。

国内宿泊旅行実施率は48.9%

2025年度に国内宿泊旅行を実施した人は48.9%。前年度(49.3%)から0.4ポイント減少し、伸び悩みが続いた。一方、年間平均旅行回数は2.78回、1回の旅行当たりの平均宿泊数は1.75泊といずれも微増。延べ宿泊旅行者数は1億2763万人回と微減したが、延べ宿泊数は2億2372万人泊と微増した。性・年代別では18~29歳女性の実施率が最も高いものの、延べ宿泊旅行者数では男女ともに18~29歳の減少が目立つ。

  • 延べ宿泊旅行者数 推計値

    延べ宿泊旅行者数 推計値

  • 性・年代別 国内宿泊旅行実施率の推移

    性・年代別 国内宿泊旅行実施率の推移

  • 性・年代別 延べ宿泊旅行者数の推移

    性・年代別 延べ宿泊旅行者数の推移

都道府県別の延べ宿泊旅行者数と居住ブロック別の傾向

都道府県別の延べ宿泊旅行者数が最も多かったのは東京都。前年度からの増加幅が大きかったのは大阪府、静岡県、福岡県など。増加率では徳島県、大阪府、佐賀県がトップ3となった。宿泊先ブロックでは関西、東海、九州などで増加した一方、甲信越・北陸、関東では減少。特に関西は、大阪・関西万博開催の影響もあり、大阪府を中心に広域からの需要を取り込んだことがうかがえる。

  • 都道府県別 延べ宿泊旅行者数(推計値)

    都道府県別 延べ宿泊旅行者数(推計値)

  • 都道府県別 延べ宿泊旅行者数 増加数/増加率(推計値)

    都道府県別 延べ宿泊旅行者数 増加数/増加率(推計値)

  • 居住ブロック別 宿泊先ブロックの延べ宿泊旅行者数(推計値)

    居住ブロック別 宿泊先ブロックの延べ宿泊旅行者数(推計値)

1回の国内宿泊旅行にかかった費用

1回の国内宿泊旅行にかかった費用は、平均で大人一人当たり6万5,700円で前年度から上昇。現地消費は上昇し、宿泊費・交通費はほぼ横ばいであった。国内宿泊旅行にかけられた費用総額は、推計で8兆3883億円となり、前年度比+2.5%。宿泊旅行実施率は微減したものの、旅行単価の上昇により市場規模は拡大した。費目別では現地消費が3兆6767億円と最も大きく、全体の43.8%を占める。

  • 1回の国内宿泊旅行にかかった費用(大人一人当たり)

    1回の国内宿泊旅行にかかった費用(大人一人当たり)

  • 国内宿泊旅行にかけられた費用総額(推計値)

    国内宿泊旅行にかけられた費用総額(推計値)

国内宿泊旅行の目的は「美味しいものを食べる」が最多

「地元の美味しいものを食べる」が43.7%で最も高く、次いで「温泉や露天風呂に入る」 「宿を楽しむ」が続く。同行者別に見ると、小学生以下連れ親子旅行では「テーマパークに行く」、ひとり旅では「スポーツ観戦や芸能鑑賞をする」などが全体と比べて高く、同行者によって旅行目的の違いがあることが分かる。

  • 国内宿泊旅行の目的(複数回答/一人当たり最大3回までの旅行件数)

    国内宿泊旅行の目的(複数回答/一人当たり最大3回までの旅行件数)

  • 国内宿泊旅行の目的(複数回答/一人当たり最大3回までの旅行件数)

    国内宿泊旅行の目的(複数回答/一人当たり最大3回までの旅行件数)