ときわ台ときわ通りクリニックは、全国の30〜50代男女550人を対象に実施した「夏バテに関する意識調査」の結果を発表した。
調査によると、夏バテによる体調不良を「頻繁にある」「時々ある」と回答した人は54.4%で、30〜50代の約2人に1人が夏バテによる体調不良を経験していることが分かった。
近年は猛暑日や熱帯夜が増加し、屋外と冷房の効いた室内との温度差も大きくなっている。同クリニックによると、仕事や家事、育児などで生活リズムが乱れやすい30〜50代は、疲労も蓄積しやすい世代だという。
夏場に感じる不調について聞いたところ、「慢性的な疲労感・だるさ」(47.2%)が最多となり、「睡眠不足・寝つきの悪さ」(33.6%)、「冷房による身体の冷え」(22.7%)が続いた。
また、不調の原因としては「猛暑」(56.8%)が最も多かった一方、「睡眠不足」(28.9%)や「ストレス」(26.1%)も上位に挙がった。調査ではこのほか、「冷房による冷え」「屋内外の寒暖差」「自律神経の乱れ」なども原因として認識されており、夏場の体調不良には複数の要因が関係していることがうかがえる。
夏の不調を感じた際の対応については、「十分な睡眠・休養を取る」(32.8%)、「水分・塩分補給を意識する」(25.2%)などセルフケアを選ぶ人が多く、医療機関を受診すると回答した人は2.0%にとどまった。
さらに、夏場の生活習慣では「冷たい飲み物・食べ物をよく摂る」(45.6%)が最も多く、「シャワーだけで済ませることが多い」(32.7%)、「エアコンの効いた室内にいる時間が長い」(32.5%)が続いた。
いずれも暑さ対策として一般的な習慣だが、一方で身体を冷やし過ぎたり、生活リズムの乱れにつながったりする可能性もあるという。
同クリニックでは、疲労感やだるさ、睡眠の質の低下、食欲不振などの症状は、暑さだけでなく冷房による寒暖差や睡眠不足、自律神経のバランスの乱れが関係している可能性もあると説明。症状が長引いたり繰り返したりする場合は、「夏バテだから」と自己判断せず、医療機関への相談も検討してほしいとしている。




