キックオフから間もなく会場のボルテージは最高潮に!

試合開始の笛と同時に、パブリックビューイング会場では一斉に歓声が上がった。会場前方には芝生マットが敷かれ、そこに直接腰を下ろす人もいれば、後方のベンチなどから戦況を見守る人も。巨大なスクリーンに映し出された試合は、いきなり歓喜の瞬間を迎えた。

  • キックオフの瞬間

    芝生マットの上に座るファンたちの拍手が響き渡る中、ついに試合がキックオフ!

試合開始からわずか4分。すでに攻勢を強めていた日本代表は、流れるような展開から鎌田大地選手が2戦連続となる先制点を決めた。ゴールネットが揺れると会場では割れんばかりの声援が広がる。初戦でも得点していたキーマンの得点で、試合開始直後ながらいきなりテンションは最高潮に。その後10分には冨安健洋選手のシュートがゴールラインを割ったかに思われたが、判定はノーゴール。前回大会の“三笘の1ミリ”を思わせる場面で、厳格かつ正確なテクノロジーによる判定が、今回は日本の得点を阻んだ。

  • 鎌田選手が先制点を挙げた瞬間

    鎌田選手が先制点を挙げ、会場のボルテージが最高潮に!

しかし前半31分、エースとして期待が集まる上田綺世選手に待望の初ゴールが生まれた。日本人離れした圧巻のゴールに、観客たちからは驚きにも似た歓声が響く。結局前半は、日本代表が試合を優位に進めてリードしたまま終了。会場内も明るい雰囲気のままハーフタイムに入った。

重要な一戦で危なげなく見事勝利! 

そして後半が始まっても、日本代表の優位は変わらず展開。得点こそ生まれないものの、危なげなく試合が進み会場も安心モードになる中、1本の縦パスから敵陣中央を破った伊東純也選手が追加点を奪取。ファンたちも再び大興奮の瞬間を迎えた。さらに終了間際には、上田選手がヘディングで得点を挙げ、完璧ともいえる内容で日本代表が完勝を収めた。

  • 会場は終始大盛り上がり

    4得点のゴールラッシュで会場は終始大盛り上がり

試合終了の瞬間、会場では歓声と拍手が響きわたった。再び登場した岩田さんは「最高の試合でしたね」と興奮した様子で、遠藤さんも「日本代表がW杯でこんなに得点を重ねられるようになったんですね」と感慨深そうにコメント。「本当は6点くらい決めてほしかったですけどね」と冗談交じりに語りつつ、決勝トーナメント進出に向けて大満足の試合を振り返った。

試合終了後には、フォトスポットで写真を撮ったりPKゲームに挑戦したりと、来場者たちがレノボによるパブリックビューイングイベントを存分に楽しむ様子が見られた。そしてヒカリエホールを後にして窓に目を向けると、遠くに見えるスクランブル交差点には信号が切り替わると同時に人だかりが。人それぞれの楽しみ方があることを実感しつつ、筆者はそのまま帰路に就いた。

応援が持つ力は意外と大きいのかもしれない

日曜日の午後に行われた今回の試合では、さまざまな場所で観戦イベントが行われ、多くの人が一堂に会して見守った。そうした中で、サッカー日本代表がW杯史上最多の得点を奪い、完璧といえるような試合を見せてくれたのは、奇跡的な巡り合わせだったと思う。

そして次の試合は、日本時間で金曜日の26日午前8時に始まるスウェーデン代表戦。波に乗る日本代表は、どんな戦いを見せるのか。集まって観戦する人は減りそうだが、それぞれが画面を通して声援を届ければ、きっとまた選手たちの背中を押すに違いない。

  • 日本代表が勝ち進めば、もう一度パブリックビューイングが行われるかも……?

    日本代表が勝ち進めば、もう一度パブリックビューイングが行われるかも……?