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今回は1578(天正6)年から1579(天正7)年の様子が描かれた。以下では、最も注目されたシーン以外の見どころを紹介していく。

まずは、村重(トータス松本)が自身の説得に来た官兵衛(倉悠貴)を捕えるシーンが挙げられる。安国寺恵瓊(立川談春)による調略で、村重が毛利へ寝返ったという情報は播磨中を揺るがす。同じ織田家の重臣で旧知である明智光秀(要潤)の言葉も村重には届かなかった。責任を感じた官兵衛は半兵衛の制止を振り切って村重の説得に向かう。前回は与力である高山右近(市川知宏)と中川清秀(すがおゆうじ)が恵瓊と通じていたことに取り乱していた村重だったが、腹が決まった村重は的確に官兵衛の心情を見抜く。これまでコミカルな面を見せていた村重だったが、今回は官兵衛を捕え、さらに自分たちに寝返ったという噂を流すという冷徹な姿を見せた。

SNSでは「摂津の頂点に昇りつめただけあって、人を見る目あるな村重」「村重殿、裏切ってからの方がなんかめちゃくちゃ生き生きして輝いてる様に見えるな」と、村重の変わり身が話題となった。官兵衛に先んじて村重の説得に向かった光秀だが、史実では娘を村重の長男・荒木村次に嫁がせている。1578(天正6)年時点では光秀は村重と姻戚関係であることから、信長に真っ先に説得の使者として有岡城に派遣された。光秀の娘は村重の謀反の後、離縁され光秀のもとに戻される。そして光秀の重臣である明智秀満と再婚したと伝えられている。それにしても、村次は実父と養父の両方が信長に謀反を起こすわけだから、とんでもない親ガチャを引いた人物だ。

信長、半兵衛をねぎらう

次に松寿丸(森優理斗)の首桶を持参した竹中半兵衛を、織田信長がねぎらうシーンが挙げられる。羽柴家の将来を案じて松寿丸を殺害し、その業を1人で背負おうとした半兵衛。一度は小一郎を出し抜き松寿丸をその手に収めるが、小一郎の妻・慶が産気づいたことで事態はうやむやに。毒気を抜かれた半兵衛は生まれたばかりの小一郎の娘を抱いたことで考えを改める。

当初の計画通り病で亡くなった松寿丸と同じ年格好の子どもの首を献上。そして、天下一統の役に立てなかったと謝罪する半兵衛に「大儀であった」と信長は声をかけた。半兵衛のこれまでの働きを信長は十分認めていたのだろう。SNSでは「どことなく偽物と見抜いていそうだけど、大義であったと見送る信長はやっぱり大物だな」「やっぱり信長は半兵衛の才能を強く買っていたんだな。万感の思いがこもっていたね」と、信長・半兵衛の最後のやり取りにコメントが集まった。

半兵衛、戦場で落命する

最後に戦場で静かに落命する竹中半兵衛の姿が挙げられる。死の間際、見事に戦場の風を変えた半兵衛。喜ぶ仲間の姿を眺めながら静かに目を閉じる。36歳の若さだった。かつて半兵衛を織田方に迎えるために三顧の礼を取った小一郎、秀吉、蜂須賀正勝は、動かなくなった半兵衛の姿に深い悲しみを覚える。それでも半兵衛の吹かせた風を無駄にさせまいと強く心に決めたのだった。

SNSでは「半兵衛の死に真っ先に涙したのが、兄弟と並んで長い付き合いだった正勝というのが切ないな」「仲間たちを想いながら死ぬなんて、半兵衛くんは本当に皆が好きだったんだな」と、半兵衛の早すぎる死にコメントが寄せられた。

きょう21日に放送される第24話「軍師官兵衛!」では、秀吉と有岡城に籠城を続ける荒木村重との戦が膠着状態に陥る。村重は妻・だしの説得で投降を決意し、小寺官兵衛は1年ぶりに解放。播磨攻略は無事に終わると思われたが…。

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