エブリーが運営するレシピ動画メディア「デリッシュキッチン」は6月18日、ユーザーのレシピ検索傾向や公式SNSのヒットコンテンツ傾向などを分析した2026年上半期の「食トレンドランキング」TOP5と下半期の「食トレンド予測」を発表した。
食トレンド上半期1位は、食費節約と時間効率を両立する「冷凍ストック」
2026年上半期は、長引く物価高を背景に「賢い節約」を意識したキーワードが検索ボリュームを伸ばした。
第1位は「冷凍ストック」。食費の節約と時間効率(時短)を両立できる調理術として注目が集まり、検索頻度は5年前の約3.3倍に増加。同メディアの調査でも節約を最も意識する費目として「食費」(42%)が最多を占め、週末にまとめて仕込むスタイルが新常識となっている。
第2位には、タコスやトルティーヤを中心とした「メキシカン」がランクインした。「タコス」の検索頻度が前年同月比で2倍に急増。手軽さや写真映え、具材をカスタマイズできる楽しさが若年層に支持され、自宅で楽しむ「タコパ」という文化も広がっている。
第3位は、52年ぶりに指定野菜に追加され注目が集まる「指定野菜 ブロッコリー」。「豚肉」や「豚バラ」など主菜食材と合わせて検索されるケースが多く、かつての彩り食材のイメージを超え、高タンパク・低コストなメインおかずとして食卓の主役に躍り出た。
第4位には、一口サイズと可愛らしい見た目でSNSを賑わせた「ポップチキン」がランクイン。公式Instagramで「のり塩ポップチキン」が200万回再生超えを記録するなど、「映え」と「食べやすさ」を兼ね備えたスナック感覚のおかずとして支持を集めた。
第5位は、2025年にブームを巻き起こしたドバイチョコの進化版となる「ドバイチョコ餅」がランクイン。検索頻度は前年同月比の約2倍を記録。独特のカリカリ食感と見た目の美しさに加え、もちと組み合わせる2026年ならではのアレンジが広がり定着している。
下半期は「ネオ厚揚げ」や「直パケレシピ」など3つのトレンドを予測
同社は、公式SNSのヒット傾向やメディアの話題から、2026年下半期にブレイクが確実視される3つのキーワードを発表した。
お肉の代わりとして再評価されている「ネオ厚揚げ」が注目を集めているとのこと。物価高で節約志向が強まる中、検索頻度は2020年比で約1.5倍に上昇。圧倒的なコスパとボリューム感、どんな味付けにも合う万能さから、節約しながらおいしさも諦めたくない層の救世主になると予測される。
次に、市販のパッケージをそのまま器や型にして調理する「直パケレシピ」が挙げられる。公式Instagramで1,000万回再生超えを記録した「ヨーグルトチーズケーキ」などが火付け役。洗い物がほぼゼロという手軽さと、SNS映えする遊び心が支持されており、下半期はご飯ものや惣菜系にも波及する見込みとしている。
最後に、炭酸飲料やジュースを調味料として活用する「ドリンク調味料レシピ」。乳酸菌飲料で豚の角煮を作るレシピがSNSで一気に拡散。肉をやわらかくする科学的な効果もあり、「驚き」と「納得の美味しさ」が共存する新ジャンルとして、さらなる新レシピの登場が予測されている。


