ボーナスが支給されると、どのように使うか迷うのも楽しみの一つです。今の20代の若手社員のなかには、職場の先輩や親世代から「昔はもっと派手に使っていた」といった豪快な思い出話を聞いたことがある人もいるかもしれません。では実際のところ、かつての20代はどのように使い、今それをどう振り返っているのでしょうか。
そこで今回は、40代以上会社員のマイナビニュース会員301名を対象に、「20代のボーナスに関するアンケート」についてアンケートを実施。当時の先輩たちが明かす激動の時代背景を調査しました。
最多は「貯金・資産形成」で約4割という堅実な結果に
まず、20代の頃のボーナスの主な使い道について尋ねたところ、「貯金・資産形成」が39.2%と最も多い結果になりました。次いで「旅行や趣味・娯楽」が21.2%、「買い物」が17.9%と続いています。
世間の華やかなイメージとは裏腹に、全体的な数字を紐解いてみると、将来を見据えてお金を蓄える“堅実派”が多数を占めていたことがわかりました。
飲み会、ブランド物、ディスコなど“あの頃”を彩った派手使いエピソード
当時を振り返り、ギャンブル、ブランドもの、旅行など、現代の感覚からするとかなりバブリーでアクティブな選択肢にお金を投じていた人たちからは、時代感あふれるエピソードがたくさん寄せられました。
「頻繁に飲みに行き、高いけど大しておいしくもないものばかり食べて散財していた」(59歳/男性/輸送用機器 自動車含む)
「お金があればあるだけ使っていた」(46歳/男性/広告・出版・印刷)
「ブランド物の財布等に、お金を使い過ぎた」(50歳/男性/輸送用機器 自動車含む)
「ディスコやカラオケ、スナックにハマり、終電を逃してタクシーで帰宅することがよくあった」(58歳/女性/その他電気・電子関連)
「高価な釣具を買った」(58歳/男性/総合電機)
「すぐに着れなくなる服などによく出費していた」(51歳/女性/広告・出版・印刷)
「気前が良くなって同僚におごりすぎた」(43歳/男性/ソフトウェア・情報処理)
「有馬記念に全額突っ込んだ事がある」(50歳/男性/環境関連設備)
趣味の道具への思い切った投資、衣服や飲食での豪快な消費など、まさに「20代のボーナス」らしい、アクティブで華やかなお金の使い方がリアルに伝わってきます。
リーマンショックでの塩漬けも? 堅実に貯めていた人が直面した現実
一方で、最多回答となった「貯金・資産形成」を選び、慎重にお金を残していた人たちの振り返りにも、リアルな結末が隠されていました。
「株に投資して、リーマンショックで塩漬け」(41歳/男性/広告・出版・印刷)
「投資したけど元本われた」(64歳/女性/その他)
「知識がなく、資産形成に50万使用したこと」(59歳/男性/建設・土木)
堅実に将来へ備えようと「株を買ってリーマンショックで塩漬けに」なってしまったという声や、知識がないまま資産形成に挑戦して失敗したという声もあり、激動の経済を物語る運用の厳しさも隠されていました。
使い道への実感に色濃く反映される、個人の価値観と激動の時代背景
今回の調査では、20代のボーナスの使い道とその振り返りは、個人の価値観だけでなく、そのときどきの日本経済の動きや時代背景がかなり色濃く反映される結果となりました。
バブルの空気感の中で派手に使い、今となってはもったいなかったと振り返る人がいる一方で、来るべき不況に備えて慎重に資産を形成したものの、その後のリーマンショックによる影響や、経験不足を理由に「もったいなかった」と感じている人もいます。
派手に使った後悔と、堅実に貯めたからこその反省。どちらが良いというわけではなく、それぞれの思い出のなかに、当時の多様で激動の経済環境が生々しく刻まれていることが浮き彫りとなりました。
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20代のボーナスに関するアンケート
調査時期: 2026年6月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 301名
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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