近年は副業を解禁する企業も増え、これからちょっとやってみたい方も多いのではないでしょうか。一方、副業の種類にもよりますが、なかなか稼げない人も結構いるようです。今回は副業でどの程度稼げるのか、稼ぐためにはどうしたらいいのかを解説します。
副業で実際に得られる収入は?
マイナビ転職は2024年、20〜59歳の会社員(正社員)を対象に、副業に関するアンケート調査を実施しました。こちらの結果によると、副業を始めたきっかけで最も多かったのは「お小遣い/趣味に使える収入を増やしたいと思った」が31.8%、「将来への備え・貯金を増やしたいと思った」が24.0%、「将来の収入への不安を感じた」が20.5%となっています。
副業年収の実態を見ると、年間11万円以上得ている人は3割弱で、1万円未満が約6割です。多くの方にとって、収入の補填というには不十分な金額であることが伺えます。
一方で、31万円以上稼いでいる方は15.7%いて、二極化の傾向が見られます。
なぜ思ったように稼げないのか?
副業でなぜ稼げないのか、代表的な理由を解説します。
時間の切り売りをしている
データ入力やアンケートモニターなどは、少しのスキマ時間で簡単にできる副業として人気です。スマホさえあればできる案件も多く、ハードルが低い一方、作業時間のわりには稼げる金額が低く、効率的とはいえません。
これらの副業はあくまでサブとし、メインの副業は別にトライする必要があります。
作業時間が確保できない
会社員が副業に充てられる時間は、想像以上に少ないケースが多いです。本業・通勤・睡眠・家事・食事などを差し引くと、副業に充てられる時間は多くても2~3時間程度でしょう。
そのうえ、毎日この時間を確保できるわけでもなく、残業や接待・飲み会、病気などで作業できない日もあります。時間が限られることを前提に、副業を設計しないと継続できなくなります。
需要とのミスマッチ
イラストやプログラミング、ブログなどは自己表現にもつながる副業です。しかし、自分が表現したいものを優先し、市場が求めていないものを作っていると、なかなか売上は上がりません。
自分の表現と市場のニーズがマッチする作品をいかに作るのか、試行錯誤する必要があります。
すぐに結果を求めすぎる
副業を始める動機に「本業以外に安定した収入を確保したい」と考える方も多いでしょう。しかし、この願望を実現するには、実際にはハードルが高く、途中で挫折しやすくなります。
副業で最初から安定した収入を得るのは難しく、クラウドソーシングでは案件を獲得できない月もあります。獲得できたとしても、単発で終わることも珍しくありません。
ブログやYouTubeなどの副業は、収益が発生するようになるまで半年以上かかることが多いです。すぐに毎月稼げるとは思わないことで、現実を受け入れ、継続しやすくなります。
会社員が比較的稼ぎやすい副業は?
ここからは、会社員の方が比較的稼ぐチャンスのある副業を紹介します。
動画編集
YouTubeチャネルを運用する企業や個人から素材を受け取り、サムネイル作成・カット編集・テロップ入れ・BGM追加を行う仕事です。パソコンと編集ソフトがあればできるため、在宅でできる副業としても人気です。
動画編集では、クラウドソーシングサイトなどを活用し、月5万円~10万円程度を目指す人が多い傾向です。最初は低単価の案件から始めることになりますが、スキルと実績を積み上げて高単価案件を目指すことが重要です。
営業代行
会社で営業に携わってきた方に向いているのが、営業代行の副業です。パソコンとスマホがあれば始められるため、元手なしでスタート可能です。
オンラインや電話を通じて営業を行う「インサイドセールス」、実際に顧客へ訪問する「フィールドセールス」などの仕事があります。自身が得意とする営業スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
オンライン講師
在宅でできるオンライン講師は、副業で人気の仕事の1つです。社会人向けのスクール、学生向けの塾での仕事があります。
たとえば塾講師の場合、個別指導と集団指導の2種類があります。指導だけでなく、教材の準備、課題の作成やチェックなども仕事内容に含まれます。
塾やスクールが用意したテキストを使用するケースも多いですが、講師自身が作成することもあります。
