リーディングマークは7月31日、「2028年卒 夏期 統合版/就職人気企業ランキング」における男女別ランキングや志向性の違いなどについての詳細な調査結果を発表した。統合版ランキングは2026年04月~07月、2028年卒予定の旧帝大早慶層(東京大学、一橋大学、東京科学大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学)2,069名を対象に、同社主催の合同説明会およびインターネットで行われた。
人気企業・業界の男女差が顕著に
男性の就職人気企業ランキングトップ5は、1位 三菱商事、2位 伊藤忠商事、3位 三井物産、4位 住友商事、5位 丸紅となり、総合商社が上位を独占する結果となった。
一方、女性のランキングでは、1位 伊藤忠商事に次いで、2位に「味の素」がランクインした。さらに、8位に「サントリーホールティングス」、9位「花王」、11位「富士フイルム」、15位に「資生堂」、18位に「P&G ジャパン」といった食品・消費財メーカーや化学メーカーが上位に名を連ねており、女性からの高い支持を集めている傾向が見られる。
志望する業界についても、男女で明確な違いが表れた。男性は「総合商社」(37.4%)に次いで、「コンサルティング・シンクタンク」(21.2%)が高い人気を誇っている。
対して女性は、「総合商社」(30.1%)に続き、「食品」(27.5%)、「消費財」(21.3%)が上位に入った。男性と比較すると、女性は生活に身近な製品を扱う有形商材メーカーへの関心が有意に高い実態が浮き彫りになった。
30歳時点の希望年収に130万円以上の開き
30歳時点における希望年収を尋ねたところ、男性の平均は987万円、女性の平均は853万円となった。分布を見ると、男性は「1000万円以上」と回答した層が49.4%と圧倒的多数を占めている。
一方、女性は「750~1000万円未満」(35.0%)と「500~750万円未満」(34.2%)に回答が分散する結果となった。
キャリアゴールについての設問でも、男女の志向性の違いが表れた。
男性のトップは「スペシャリスト」(45.8%)であり、次いで「安定の実現」(42.1%)、「リーダー・マネージャー」(40.6%)と続く。専門性の獲得やマネジメント層への昇進など、キャリアを通じた成長や高い報酬を重視する傾向が見られる。
女性のトップは「ワークライフバランス」(49.4%)となり、男性(36.6%)を大きく上回った。次いで「安定の実現」(48.9%)、「奉仕・社会貢献」(38.8%)が続いており、仕事とプライベートの両立や、社会への貢献実感を重視して企業選びを行っている実態が伺える。






