SBIアラプロモは6月9日より順次、SBI 5-ALA(フォイブアラ)を贅沢に配合したエイジングケアサプリ「アラプラスLongevity(ロンジェビティ)プレミアム5-ALA」を販売開始する。キリングループの協和発酵バイオと共同開発したプレミアム品質な"新5-ALA原料"を使用したもので、担当者は「いくつになっても若々しい印象でいたい方、長く健康的に年齢を重ねていきたい方にお届けできれば」とアピールする。
SBIグループによるエイジングケア研究の集大成
5-ALAとは、細胞内でエネルギーを生み出すミトコンドリアに存在する中核的なアミノ酸のことで、近年、健康や美容感度の高い人の間で注目が集まっている。SBIグループでは2008年に5-ALA事業を発足し、これまで研究を重ねてきた。「アラプラスLongevityプレミアム5-ALA」は、そんな同グループのエイジングケア研究の集大成と位置づけられる。
徹底的なエイジングケアを目指す人に向けた「アラプラスLongevityプレミアム5-ALA 100」(9,900円)には、史上最高濃度となる100mgの5-ALAを配合した。
このほか、エイジングケアの土台づくりをしたい人に向けた「アラプラスLongevityプレミアム5-ALA 50」(5,800円)、手軽に5-ALA補給を始めたい人に向けた「アラプラスLongevityプレミアム5-ALA」(3,758円)を販売する。
販売チャネルは、ドラッグストアなどの販売代理店、およびSBIアラプロモ公式オンラインショップ「アラ・オンライン」。
エイジレス社会を実現へ
SBIアラプロモの竹崎泰史氏は、あらためて5-ALAについて「ほぼ全ての動植物で発現する天然のアミノ酸」であり、「細胞のエネルギー代謝を担うミトコンドリアに存在」し、「36億年から存在する生命の根源物質」であると説明する。これを踏まえ「ミトコンドリア発想のエイジングケアでは、細胞の根本レベルから老化現象にアプローチできます」と強調。そのうえで、新商品は純度99.9%以上の超高品質な5-ALAを用いており、キリングループの協力なしでは実現できなかった、と明かす。
キリンホールディングスの吉村透留氏は、キリングループが「食領域」「医薬領域」「ヘルスサイエンス領域」に展開していることに触れつつ、その根本には「発酵・バイオテクノロジー」が活かされている、と説明する。「祖業とするビール事業にはもちろん、40年以上前に参入した医薬事業にも発酵・バイオテクノロジーの技術が駆使されています」と吉村氏。今後も協和発酵バイオを通じて"発酵素材"の価値提供に取り組んでいきたい、とする。
協和発酵バイオの長野宏氏は、アミノ酸発酵で実績のある同社とSBIアラプロモの共同開発により「5-ALAの生産技術」が確立したこと、さらにキリンHD R&D本部にある微生物科学技術研究所が「アミノ酸生産菌の育種」「ラボ技術のスケールアップ(工業化)」をサポートしたこと、などを紹介。日本で初めて国の安全性評価済みの5-ALA原料を供給できた、と報告する。
なおSBIアラプロモでは、安全で信頼性の高い5-ALA市場の拡大に向けて「一般社団法人5-ALA普及協会」を設立。これを通じて、研究・開発・流通・生活者をつなぐエコシステムの構築を推進していく。SBIアラプロモの竹崎氏は「現在は約60億円規模の市場ですが、3年間で200億円規模まで拡大していきたい。5-ALAの社会実装を加速し、誰もが年齢を超えて活躍できる社会、すなわち"エイジレス社会"の実現につなげていきます」と抱負を語る。
SBIホールディングスの北尾吉孝氏は、5-ALAの可能性にいち早く着目したSBIグループが現在では世界的なリーディングカンパニーになっていること、49か国以上でグローバル開発・供給体制を構築していることを紹介。「約20年にわたり、基礎研究から臨床エビデンスまで、あらゆる健康課題で成果を積み重ねています」と胸を張る。
国内では、2015年に(日本初の5-ALA配合機能性表示食品となった)血糖値を下げる「糖ダウン」を発売。それ以来、睡眠の質、運動効率、メンタルストレス、疲労感などに焦点を当てた商品の数々を国内外で展開してきた。そして今回、北尾氏が「世界一の品質を提供できる会社」と認める、協和発酵バイオと業務提携を締結。今後の展開に大きな期待を寄せる。
このあと、長崎大学大学院の北潔教授、慶應義塾大学大学院の渡辺光博教授がアカデミックな立場から5-ALAについて説明した。そもそもヒトは、生まれてから17歳くらいまで5-ALAの体内量が増えていくが、それ以降は減少する一方だという。5-ALAは食品からも摂取できるが、たとえば5-ALAを10mg補うには、ほうれん草であれば約41kg以上、トマトなら約58kg以上、黒酢なら約3.8kg以上も必要で、とても現実的ではない。北教授は「やはり、サプリメントの活用が効率的です」と話す。
渡辺教授は、5-ALAの摂取により「食後血糖値」、「空腹時血糖値」、「HbA1c」(糖代謝を示す指標)が有意に改善したこと、少ない酸素量で効率的にエネルギー変換できたこと、仕事による疲労感と疲労によるイライラが改善したこと、睡眠の質とうつ・ストレス症状が有意に改善したこと、などの臨床エビデンスをデータとともに紹介する。
ショウジョウバエを使った基礎研究では、最大平均寿命が約14%も延長した。「これはヒトに換算すると約12~15歳の延命に相当します」と渡辺教授。さらに、ヒトと構造が近い健康マウスに通常食+5-ALAを与えた試験でも健康寿命の延伸は確認されており、近い将来、5-ALAを活用したヒトの老化研究も活発になるのでは、といった見方を示していた。












