AI家計簿アプリ「ワンバンク」広報事務局は2026年6月2日、「Z世代の結婚観とお金に関する意識調査2026」の結果を発表した。調査は2026年5月8日~15日、23歳から31歳までの結婚願望のあるZ世代の男女1,322人を対象にインターネット調査形式で行われた。

物価高の影響で「結婚観」に変化があった人は57.8%

結婚願望のあるZ世代に、昨今の物価高騰の影響で「結婚観」に変化があったかを質問したところ、「かなり変化があった」(15.4%)、「やや変化があった」(42.4%)と合わせて57.8%が、「結婚観に変化があった」と回答した。

  • 昨今の物価高騰の影響で、あなたの「結婚観」に変化はありましたか?

    昨今の物価高騰の影響で、あなたの「結婚観」に変化はありましたか?

男性への理想は「年収の高さ」<「安定した収入」に変化

女性に対し、物価高騰の影響による「結婚観の変化」について、将来の結婚相手に「年収の高さ」を求めるかを質問したところ、「非常に当てはまる」(14.4%)、「やや当てはまる」(58.3%)と合わせて72.7%が「年収の高さ」を求めると回答。一方で、「どんな環境でも安定した収入が得られること」を重視するかを質問したところ、「非常に当てはまる」(20.4%)、「やや当てはまる」(56.9%)と合わせて77.3%が「どんな環境でも安定した収入が得られること」を重視するという結果に。

男性への理想は単なる「年収の高さ」よりも、「不況や環境変化に強い安定した収入」がより強く求められるようになっていることが示唆される。

  • 物価高騰の影響による「結婚観の変化」として当てはまることを教えてください。

    物価高騰の影響による「結婚観の変化」として当てはまることを教えてください。

98.3%のZ世代が「共働き」を前提としている

結婚願望があり、かつ結婚観に変化があったと回答した人に、物価高騰の影響による「結婚観の変化」について、将来の結婚生活においてどのような夫婦の働き方をしたいと思うかを質問したところ、「夫婦ともにフルタイムで働く」と回答した人は、男性では72.0%、女性では68.5%となった。

全体では、「夫婦ともにフルタイムで働く」(70.2%)、「一方がフルタイム、一方が時短やパート等で働く」(28.1%)と合わせて98.3%のZ世代が、「共働き」を前提としていることがうかがえる結果に。

  • 将来の結婚生活にかかる費用や自身のキャリアを考えた際、現実的にはどのような夫婦の働き方を選択すると思いますか?

    将来の結婚生活にかかる費用や自身のキャリアを考えた際、現実的にはどのような夫婦の働き方を選択すると思いますか?

男女ともに結婚前のお金に関する「共有」を重視

結婚願望があり、かつ結婚観に変化があった人に、物価高騰の影響による「結婚観の変化」について、「結婚する前にお金に対する価値観や金銭感覚が自分と合っているかを重視するようになったか」を尋ねると、男性では「非常に当てはまる」(23.8%)、「やや当てはまる」(43.0%)と合わせて66.8%、女性では「非常に当てはまる」(25.9%)、「やや当てはまる」(52.8%)と合わせて78.7%が「当てはまる」と回答。

また、「結婚する前に家計管理のルールや分担について具体的に話し合っておきたいと思うようになったか」を質問したところ、男性では「非常に当てはまる」(18.7%)、「やや当てはまる」(51.4%)と合わせて70.1%、女性では「非常に当てはまる」(21.3%)、「やや当てはまる」(57.9%)と合わせて79.2%が「当てはまる」と回答した。

  • お金に対する価値観や金銭感覚が自分と合っているかを重視するようになった/家計管理のルールや分担について具体的に話し合っておきたいと思うようになった

    お金に対する価値観や金銭感覚が自分と合っているかを重視するようになった/家計管理のルールや分担について具体的に話し合っておきたいと思うようになった

結婚する前に相手の「貯金額」や「借金の有無」を正確に把握しておきたいと思うようになったかを質問したところ、Z世代全体で73.5%(男性66.9%、女性80.1%)が「当てはまる」と回答。

物価高騰を背景に、結婚生活のスタート前にお金に関する現実的な価値観やルールを「共有」し、クリアにしておきたいという意識が男女ともに高まっていることがうかがえる結果となった。

  • 結婚する前に、相手の「貯金額」や「借金の有無」を正確に把握しておきたいと思うようになった

    結婚する前に、相手の「貯金額」や「借金の有無」を正確に把握しておきたいと思うようになった

男女ともに「共同」での資産形成を希望する傾向

物価高騰の影響による「結婚観の変化」について、結婚後にパートナーと協力して資産形成(新NISAなど)に取り組みたいと問うと、男性では「非常に当てはまる」(24.8%)、「やや当てはまる」(50.0%)と合わせて74.8%が当てはまると回答し、女性では「非常に当てはまる」(25.5%)、「やや当てはまる」(51.4%)と合わせて76.9%が当てはまると回答した。

  • 資産形成(新NISAなど)にパートナーとして取り組みたいと思うようになった

    資産形成(新NISAなど)にパートナーとして取り組みたいと思うようになった

理想とする「夫婦の財布の形」は「共同財布」派が多数

また、将来の結婚生活において、理想とする「夫婦の財布の形」を質問したところ、「【一体型】夫婦が全収入を持ち寄った上で生活費等を払い、個人の支出もそこから払う」(27.4%)、「【拠出型】夫婦が収入から一定の額を出し合った上で生活費等を払い、残りの自分の収入を各自管理」(38.8%)と合わせて66.2%が、生活費をふたりで出し合う「共同財布」派であることがわかった。

  • 理想とする「夫婦の財布の形」

    理想とする「夫婦の財布の形」