舫知社は、神戸在住の作家・権藤将輝による小説『BAR90's 90年代J-POPで人生を再起動する夜』のペーパーバック版を、5月24日に発売する。

本作は、90年代J-POPをモチーフに、“挫折”と“再生”を描く長編小説。出版不況と言われる時代の中、POD(プリントオンデマンド)出版に特化した神戸の出版社から刊行される。販売は、Amazon、楽天ブックス、三省堂書店オンデマンドYahoo! ショッピング店にて行われ、書店店頭での一般流通は行わない。現在、Amazonおよび三省堂書店オンデマンドYahoo! ショッピング店にて予約販売を開始、電子書籍版は2026年7月頃発売予定。

90年代J-POPの記憶が、人生を再び動かし始める

『BAR90's 90年代J-POPで人生を再起動する夜』は、人生に行き詰まり、傷つき、居場所を失った人々が、不思議な力を持つバーテンダーによって“90年代”へと導かれる物語。小説家になれないフリーライター、不倫相手に捨てられた独身女性、 窮地に陥る政治家、会社を倒産させ余命わずかな元経営者――。彼らは、90年代J-POPの楽曲とともに、「あの頃」の自分と向き合いながら、人生を立て直すための何かを見つけていく。

本作のテーマは、「過去は、今を生きる原動力になる」。社会全体に閉塞感が漂う今だからこそ、90年代を単なる“懐かしさ”としてではなく、「未来を考えるための時代」として捉え直すことができる作品だという。特に、90年代に10代・20代を過ごした就職氷河期世代にとっては、人生の苦難や停滞にどう向き合い、どう乗り越えていくかについて、深い共感を呼ぶ内容となっている。

また、本作は1995年の阪神・淡路大震災を経験した神戸の作家と神戸の出版社によって生み出された作品でもある。

音楽評論家・放送作家からも推薦コメント

音楽と旅のライター/選曲家の栗本斉氏は、「音楽はタイムマシン。『BAR90's』は、まさにそんな体験をさせてくれる小説だ。」とコメント。また、放送作家・ラジオパーソナリティのミラッキ氏より「90年代に10代~20代前半を過ごした就職氷河期世代に刺さるストーリー。小説『BAR90's』は、我々に残されたわずかな希望である。」と推薦している。

目次

  • 第1章:空も飛べるはずだったのに
  • 第2章:踊る君に狂った女
  • 第3章:孤独な政治家
  • 第4章:輝き忘れた私たち
  • 第5章:逃避行ノムコウ
  • 第6章:やっぱり何も言えなくて
  • エピローグ:たまにはこうしてさ

解説

  • 音楽はタイムマシン 栗本斉
  • 就職氷河期世代に刺さる「再生」のストーリー ミラッキ

著者プロフィール:権藤将輝(ごんどう まさき)

1983年、神戸市生まれ。関西学院大学社会学部卒。広告代理店やWEB 制作会社勤務を経て2015 年に独立。同時期に小説執筆を開始し、小説家として活動。
また、神戸生まれのゆるキャラ「かっぱ太郎」のマネージャー(株式会社かっぱ太郎 取締役)としてキャラクタービジネスも展開。エンタメコンテンツによる神戸の活性化を目指している。
著書に『BAR90's』『おばけのリベンジ』、神戸の須磨・塩屋を舞台にした絵本『スマバレイの錆びれた時計塔』など。