今年のゴールデンウィークも全国の観光地が多くの人で賑わいましたが、愛知県と三重県の間にある伊良湖水道では、海上保安庁が1羽のフラミンゴを保護する出来事がありました。一見ほのぼのとしたニュースに見えますが、実は、重大事故につながりかねないケースだったのだとか。

【フラミンゴ保護しました】
伊良湖水道航路で、フラミンゴを発見し保護しました。
幸い1羽で泳いできたとのことでしたが、もし子どもと一緒に泳いできたと思うと・・・
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フロート遊具で遊ぶ時は、離し風に注意し、お子様から目を離さないでください!
(@JCG_4th_RCGHより引用)

伊良湖水道航路で発見されたのは、生きているフラミンゴではなく、フラミンゴ型をしたピンク色のフロート。海上保安庁が投稿したとおり、もし子どもが乗ったまま流されていたら……と考えると、恐ろしいですね。

浮き輪やフロートがあれば、確かに溺れにくいし、何より楽しいでしょう。しかし、風が吹くとあっという間に沖へ流され、自力で戻るのはほぼ不可能。「フロートにさえ乗っていれば溺れはしないだろう」「浮き輪に乗せておけば大丈夫」という油断は禁物。少しの気の緩みが、取り返しのつかない事故につながることもあるんです。

また、今回はフロートのみの回収で済みましたが、海に残された遊具は海洋ゴミとなり生態系に悪影響を与えるほか、航行の妨げになる危険性も……。

この投稿に、沖に流されたことのある経験者や、海保への感謝のコメントが多数寄せられています。

「確かに!人が乗ってたとしたら怖すぎる…」

「実際あるんよな。『浮き輪あるし大丈夫』って軽く目を離しただけで、とんでもないとこまで流されたりする。気づいた時にはもう、大人でも追いつけない、、、」

「15年ほど前、ジェットスキーやっていた頃、逗子沖500m程でイルカに乗った少年を救助したことがあります」

「もしかしたら漂流者かも知れないし、海運のじゃまだし、こういうゴミ処理も大切な仕事かもな」

「なるほど。こういう浮き袋に掴まってチビッコが沖に流されて漂流してる可能性もあるのか! だからワザワザ船で行って確認&浮き袋回収するんだ。海上保安の皆さんの日々の丁寧な仕事に感謝です!」


このほか、執筆時点までに6.9万ものいいねが寄せられるなど、大きな注目を集めることとなった今回の投稿。これから夏に向けて海で遊ぶ機会が増えると思いますが、くれぐれもお子さんから目を離さず、風の強い日はフロート等の使用を控えたり、無理に泳がないなど、安全に気を付けながら夏を楽しんでくださいね。