俳優の赤井英和が、6日に公開された落語家・桂小文枝の公式YouTubeチャンネル『落語家 きん枝改メ 四代 桂小文枝』に出演。笑福亭鶴瓶の助言が、俳優転向のきっかけになったことを語った。
笑福亭鶴瓶からの助言「本書いたれ」 自伝はヒット&映画化
赤井はプロボクサーとして活躍していたが、試合中の大怪我により、現役を引退。当時について、「(ボクシング以外は)何もない。仕事もないし、することもないし」と振り返り、「『何したらええやろ』と考えてたら、今までお世話になったところに『元気なりました。これからはゆっくり考えようと思ってます』ってあいさつ行こうと思った」と回顧した。
あいさつ回りをする中で、高校の先輩でもある鶴瓶のもとへも訪れた。「師匠、いろいろと応援していただきまして、ありがとうございました。大怪我しましたけど、元気にやってます」と伝えると、鶴瓶は、「で、どないしてんねん?」と質問。赤井が、「いろんなとこあいさつ行ってるだけで、何もしてません」と返すと、「お前の人生、面白いから本書いたれ」と背中を押されたという。「小学校から鉛筆持ってへんし……」と戸惑う赤井に、鶴瓶は出版社も紹介してくれたとのこと。
その後、鶴瓶の助けもあり、出版した自伝『浪速のロッキーのどついたるねん』はヒット。赤井は、「何万部か売れて。その中で、阪本順治監督が本を読んで、『この話はおもろい、映画化しよう。この赤井の役は赤井がせえ』と言っていただいた」と明かし、本格的な俳優としてのキャリアが始まったことを話していた。
【編集部MEMO】
赤井英和は、1959年8月17日生まれ。浪速高等学校入学後にボクシング部で活躍し、プロ転向。「浪速のロッキー」の愛称で知られていたが、1985年2月に行われた試合での大怪我によってボクサーを現役引退。1987年に自伝『浪速のロッキーのどついたるねん』を出版し、著書をもとにした映画『どついたるねん』(1989年)で初主演を務めた。
