大阪・ミナミには、青春と下積み時代が詰まっていた――。お笑いコンビ・アインシュタインの河井ゆずるが、9日に放送されたTBS系トーク番組『人生最高レストラン』(毎週土曜23:30~)に出演し、人生を支えた街と食の思い出を語った。

  • アインシュタイン・河井ゆずる

    アインシュタイン・河井ゆずる

河井は、東心斎橋の雑居ビル屋上にあったプレハブ小屋で、母と弟の3人で暮らしていた過去を告白。「モップとかホウキを入れていたようなプレハブ小屋でした」と振り返った。

高校卒業後は家計を支えるため、5つのアルバイトを掛け持ち。朝7時半から深夜2時頃まで働き続けていたという。弟の学費を支えるためでもあったといい、「本来であればNSC(吉本興業の養成所)に入りたかったんですけど、家がとんでもない状況だったので、働かざるを得なかった」と苦しい時代だったという。

その後、過労で倒れたことをきっかけに人生を見つめ直し、「弟も大学卒業ぐらいだったので、“この時しかない”と思った」と決意。NSCの願書を取りに行くと、締め切り前日だったといい、「何も考えずに書いて出して入ったというのがきっかけです」と明かした。

番組では、河井が通い続ける大阪ミナミの名店が続々登場。後輩の今井らいぱちが働いている人情居酒屋「まいまい」、白飯が止まらない「すき肉炒め」が名物の「黒門 三よ志」、そして初めて母親を招待した寿司店「すし処 まさる」など、思い出の店を紹介した。

「すし処 まさる」に母親を連れて行った際には、「高いやろ、ここ」と逆に心配されたという河井。さらに、寿司が出る前から口を開けて待っていた母親に「そんなすぐ取るなよ」とツッコむと、「待ってられへんわ。口開けとこ」と返されたエピソードを披露し、スタジオを笑わせた。

【編集部MEMO】
アインシュタインは、稲田直樹と河井ゆずるによるお笑いコンビ。吉本興業所属。2011年に結成し、稲田の強烈なビジュアルと自虐を交えたボケ、河井の端正な雰囲気と的確なツッコミの対比を武器に人気を集める。関西を中心に劇場やテレビで活躍を重ね、『M-1グランプリ』では準決勝進出を果たすなど漫才の実力も評価されてきた。近年は東京へ活動の幅を広げ、バラエティ番組や情報番組、YouTubeなど多方面で存在感を発揮している。