映画『遺愛』(6月19日公開)の本予告映像と追加キャスト情報が公開された。
本予告と歪んだ狂気が滴る新アザービジュアルを同時公開
「抜け殻の中に、“何か”が入り込んでる」。父の死をきっかけに、認知症の母の介護を献身的に続けていた佳奈(山下リオ)。しかし、母の不可解な行動は次第に常軌を逸し、母の中に入り込んだこの世のものとは思えない“何か”の存在に徐々に狂わされていく佳奈の姿を捉えた映像となっている。
顔だけが不自然に切り抜かれた家族写真、一面に新聞紙が貼り巡らされたまるで“儀式”を執り行うような異様な部屋、椅子に縛り付けられた母と対面する佳奈の姿など、衝撃的な場面が連続する。さらに、映像の中に散りばめられた「チッチッチッ」という不気味な音……。佳奈の妹・杏里(小川あん)や佳奈ら家族と親交のある精神科医・熊谷(マキタスポーツ)、そして謎の少女の姿も映し出され、物語の謎はさらに深まっていく。
また、あわせて解禁された新アザービジュアルは既報のビジュアルと対になっており、“介護を受けている母が湯船の中から佳奈を見ている”という不穏な構図で描かれている。歪んでいくのは娘である佳奈なのか、それとも最愛の母なのか。普通だった親子が“何か”によって変えられていく様を描いている。ビジュアルデザインは大島依提亜氏が担当している。
佳奈の妹役に小川あん、佳奈の家族と親交を持つ精神科医役にマキタスポーツ
主人公・佳奈の妹、松永杏里を演じるのは小川あん。姉から届いた「母が“母ではなく、何かになってしまった”」という不可解な訴えを受け、佳奈と母が暮らす実家へと向かった彼女は、そこで想像を絶する光景を目撃することに。姉妹の絆が恐怖によって引き裂かれていく様を、持ち前の瑞々しくも芯の強い演技で体現している。
また、佳奈や杏里の家族とある出来事をきっかけに親交を持った精神科医・熊谷太一役はマキタスポーツが演じる。物語にさらなる深みと拭いきれない緊張感を与える。家族の平穏が崩れ去るなか、彼らが目にする“愛と呪い”の終着点とは――。
(C)2026「遺愛」製作委員会
【編集部MEMO】
映画『遺愛』は鬼才・酒井善三監督と企画プロデュース・大森時生氏(テレビ東京)がタッグを組み、主演に山下リオを迎えた、呪いを新たな視点かつ斬新な解釈で描く“恐怖”映画。ロッテルダム国際映画祭をはじめ各国の映画祭で早くも高い評価を得ている。



