東急電鉄から引退した後、4両編成の動態保存車として「復活」した8500系(8637編成)の営業運転が始まった。こどもの国線の臨時列車として、ゴールデンウィーク期間の5月6日まで昼間時間帯に長津田~こどもの国間で折返し運転を行う。

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    8500系8637編成が4両編成の動態保存車として「復活」。こどもの国線の臨時列車として営業運転を行った

田園都市線を中心に活躍した8500系は2023年に引退したが、最後まで活躍した8637編成を4両編成に変更(1号車から「8637」「8797」「8960」「8537」)した上で、本線走行が可能な動態保存車に。8637号車の車体前面は同編成オリジナルの青帯で、車体側面は片方のみ青帯を継承。もう片方の車体側面は帯なしとし、8537号車の前面に赤帯(8500系の多くで採用された東急電鉄のコーポレートカラー)を施した。4両化に合わせて床下機器を一部変更したほか、車内に車いすスペースを新設するなどの改造も行っている。

8500系を使用したこどもの国線の臨時列車は、ゴールデンウィーク期間の5月2~6日に設定。時刻表も公開しており、8500系は各日とも8時すぎから17時頃まで、おおむね20分間隔で折返し運転を実施する(天候や混雑状況などにより、車両の変更や増発の中止など行う場合がある)。臨時列車を増発したことにより、5月6日まで昼間時間帯のこどもの国線は約10分間隔の運転に。8500系の運転期間中、定期列車は「うしでんしゃ」「ひつじでんしゃ」を連結した4両編成での運転となっており、こちらもファミリー層を中心に人気の様子だった。

  • 先頭車の8537号車は赤帯、8637号車は青帯の外観に

  • こどもの国線の定期列車は「うしでんしゃ」「ひつじでんしゃ」を連結した4両編成に

なお、東急電鉄は8500系の動態保存車(8637編成)に関して、今後も「イベント開催時や大型連休など、多くのお客さまのご利用が見込まれる際には、8500系が臨時列車として運転する場合があります」と説明。運転する際は同社サイト等で案内するとしている。