埼玉県を中心に展開するラーメン・まぜそばチェーン「ジャンクガレッジ」が、牛丼大手の松屋とコラボした「うまトマまぜそば」を4月22日から全店で展開している。どちらもがっつりニンニクの効いた味わいが特徴のメニューだが、コラボによる相乗効果はいかなるものだろうか?
発売直後からSNSでは「旨すぎる......!」「トマトと豚が合いすぎる」「思ったよりうまトマ」といった声が相次ぎ、早くも注目を集めている。果たしてこの組み合わせはアリなのか――実際に確かめてみた。
「うまトマ」とは?
「うまトマ」といえば、パンチの効いたニンニクのコクとトマトの旨みがクセになる、松屋の大人気メニュー。2000年に誕生し、期間限定メニューとして人気を博してきたが、デビューから四半世紀を迎えた昨年、ついにレギュラーメニュー入りした。4月7日からは牛めしにうまトマソースをかけた「うまトマチーズ牛めし」(並盛690円)も登場している。
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元祖「うまトマ」メニューである松屋の「うまトマハンバーグ定食」(980円)。トマトの旨み成分であるグルタミン酸とグアニル酸に、コク味をもたらすニンニクのアリインが加わり、いくらでも米が進む脅威のソースだ
ジャンクガレッジの「まぜそば」とは?
ジャンクガレッジは、埼玉県を中心に展開するラーメン・まぜそばチェーンで、ラーメンはいわゆる二郎インスパイア系、そして「元祖まぜそば」を看板メニューとしている。「まぜそば」はいわゆる油そば系のラーメンで、少量のスープとかえしに各種トッピングと麺をからめて食べるというスタイルだ。
トッピングの具材としてはもやし、ヤサイ(キャベツ)、チャーシュー、ニンニク、アブラ、エビマヨ、辛味、チーズ、ベビースターがあり、それぞれを少量、あるいは大胆に全部混ぜながら食べることで味変しながら多彩な食感を楽しめる。味の傾向としては豚骨ベースの濃厚なソースにニンニクと塩味がガツンと効いた、店名にふさわしいジャンクな味わいだ。
今回のコラボメニューでは、このまぜそばに松屋の「うまトマソース」が加わることで、トマトソースの旨みとニンニクのコクが加わり、さらなる味の変化を楽しめるという。さっそく食べに行ってみた。
フードコートで楽しめる二郎インスパイア&まぜそば
今回実食に訪れたのは、越谷市の越谷レイクタウン内フードコートにある「ジャンクガレッジ・越谷レイクタウン店」。開店は2010年、ジャンクガレッジとしては2店舗目という歴史ある店舗だ。
単独店舗では食券制だが、フードコート店ではレジで注文と会計を行い、席で完成を待つスタイル。コール(トッピングの増減の注文)は、フードコート店では注文時に行うが、店舗によって異なるようだ。
「ジャンクガレッジ・越谷レイクタウン店」にて実食、ノーマルな「まぜそば」との比較も
今回は「うまトマまぜそば(玉子入り)」(倍:1,240円)と、追加のソース「うまトマ増し」(50円)、それに比較用として通常の「まぜそば(玉子入り)・並」(940円)を注文した。「倍」は麺の量が並(200g)の2倍・400gになる。ちなみに麺の重さは茹でる前の分量なので、実食時にはお湯を吸ってもっと多くなっている。がっつり食べたい人には迷わず「倍」をおすすめする。
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「うまトマまぜそば(玉子入り)・倍」。麺が400gとたっぷり入っており、トッピングは全増しになっている。ちなみに玉子(半熟卵)は別途皿に入れて提供されるので、麺に直接割り入れて混ぜてもよし、器に割り出して麺を絡めながら食べてもよし、だ
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こちらは通常の「まぜそば(玉子入り)・並」。トッピングはこちらも全増し。「うまトマまぜそば」と比較すると、丼の白い部分の広さから、麺の量が少ないのがわかるだろう。分量的にはこれでも麺が200g(茹でる前)あるそうだ
幅広いトッピングで自在に自分好みの味へ
トッピングの一部は無料で増やしてもらえるので、無料分を全部増やす「全マシ」にしてもらった。ちなみにニンニク、アブラ、エビマヨ、辛味の4種類はダブル、トリプルと増やすこともできるようだ(逆に「少なめ」も可能とのこと)。
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トッピングその2、チャーシュー(左)とチーズ(右)、もやし&ヤサイ(上見切れ)。チャーシューは赤身部がしっとりしっかりしているが、脂身は溶けるほど柔らかい。チーズは混ぜると溶けて麺としっかり絡んでくれる。モヤシ&ヤサイは主役にならない程度の量だが、希望なら有料オプションで追加できる(+100円)。チーズも追加は有料(+100円)
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トッピングその5、ベビースター(追加は+50円)。ポリポリとした食感と、コンソメの効いた塩味がアクセントになって口直しに最適。スープに浸すと水気をすって食感が失われるので混ぜるタイミングは気をつけたい
いろいろな仕掛けで最後まで味わえる「うまトマまぜそば」
さっそく実食といこう。スープは濃厚ながらもサラっとした感じで、これを麺と絡めつつ食べると思ったよりもあっさりとした印象。ここに各種トッピングを少しずつ混ぜながら食べると、それぞれのトッピングとの組み合わせで違った顔を見せてくれる。個人的には各種トッピングともやし・ヤサイを交互に食べていくのがおすすめだ。
半熟卵はどのタイミングで入れるかが人それぞれだが、個人的には途中から半分程度入れていくのがいいと思う。玉子を入れることでニンニクの風味がうまくまとまり、食べやすくなる。
さらに今回のキモである「うまトマソース」を混ぜると、一気にイタリアンな印象に代わる。トマトの酸味よりもニンニクのパンチと辛味が前に出る印象で、麺の太さに目をつぶればトマトソース系パスタのようだ。うまトマソースはえびマヨにも負けない強さがあり、インパクトは絶大だ。
さらに「うまトマ増し」を追加したところ、パスタ感はさらに強化される。正直、ちょっとトマトの風味が強すぎると感じる人もいるかもしれない。というかトーストしたバケットがほしくなる。
さすがにジャンクガレッジにバケットはないが、代わりにライスを追加して、残ったスープに投じてみたところ、トマトリゾット風おじやに早替わり。松屋のうまトマハンバーグの残りソースをご飯にぶっかけて食べる、あの感覚だ。豚骨スープやチーズ、えびマヨといった各種トッピングの風味も加わることで、さらに複雑な味わいになっている。個人的には、半熟玉子を少し残しておいて、ここに投じたい。
というわけで味の変化を楽しみつつ、無事完食。
ただでさえニンニクと塩味のきいたまぜそばに、うまトマソースの強烈な旨味が加わったジャンクな味わいは、まさに罪の味だ。店舗はほぼ埼玉県内(一部群馬県)に限られてしまうが、近隣の方はもちろん、ゴールデンウィークを生かして首都圏に遊びに行く人などで、未体験のジャンクな味わいを楽しみたい方は、限定期間内にぜひ一度試してほしい。











