東京メトロは現中期経営計画の2年目となる2026年度、鉄道事業において総額993億円(新線建設除き823億円)の設備投資を実施すると発表した。この中で、銀座線と丸ノ内線において2026年度中に列車を増発する計画であることも明らかにしている。
発表によれば、銀座線は「平日朝・夕ラッシュ時及び平日・土休日の日中時間帯」、丸ノ内線は「平日・土休日の日中時間帯」に増発予定とのこと。両路線ともコロナ禍の影響で利用者が減少した後、2022年8月のダイヤ改正で利用状況に合わせた運転本数の見直しを行い、平日・土休日の日中時間帯を中心に減便した。現在、銀座線は日中時間帯に毎時15本(4分間隔)、丸ノ内線は一部区間を除き、日中時間帯に毎時12本(5分間隔)を運転している。
なお、東京メトロは安全確保を前提とした上で、新技術の導入による輸送システムの変革も推進する。自動運転の取組みとして、丸ノ内線で「GOA 2.5(係員付き自動運転)」の夜間走行試験を実施しており、2027年度下期の一部導入をめざすという。丸ノ内線など東京メトロの4路線で全線導入済みのワンマン運転(「GOA 2」相当)に関して、2031年度までに銀座線など3路線で導入をめざすこともあわせて発表された。
