東京メトロは現中期経営計画の2年目となる2026年度、鉄道事業において総額993億円(新線建設除き823億円)の設備投資を実施すると発表した。車両の更新・増備に関して、南北線車両の8両化を推進し、2026年度は新たに1編成を8両編成とする。

  • <!-- Original start --></picture></span>東京メトロ南北線の車両9000系。東急目黒線などにも乗り入れる<!-- Original end -->

    東京メトロ南北線の車両9000系。東急目黒線などにも乗り入れる

同社は南北線(目黒~赤羽岩淵間)の輸送力増強を目的として、9000系の13編成(2~4次車にあたる09~21編成)を対象に8両化を進めており、このうち7編成の導入を2027年度までに完了する予定としている。既存の6両編成に新造車2両を中間車として増結し、定員を882人から1,200人に拡大することで輸送力を高め、混雑緩和を図るという。

2023年12月に運行開始した1編成(09編成)に続き、2025~2027年度に6編成を8両化する計画としており、2026年度は新たに1編成を8両化する予定。8両化した9000系を今年度中に1編成追加することにより、累計5編成の導入完了を見込んでいる。

南北線ではその他、品川~白金高輪間の延伸工事(2024年に着工済み)についても、2026年度中にシールド工事の発注を予定。2030年代半ばの開業目標に向けて、着実に建設を進めるとのこと。品川駅(仮称)で新幹線を含む複数の他路線と接続することにより、利便性向上が期待されるほか、羽田空港方面のアクセス向上等への寄与も見込まれる。