青春の鬱屈と連続殺人事件の謎が交錯する、予測不能のクライムサスペンスが幕を開ける――。

俳優の加藤清史郎が主演を務めるドラマ『スピナーベイト』が、6月からフジテレビ(※関東ローカル)で放送されることが決定した。TVerで見逃し配信、FODで独占見放題配信される。

  • 加藤清史郎

    加藤清史郎

原作は、漫画『セトウツミ』やアニメ『オッドタクシー』などで知られる此元和津也氏による同名漫画。青春の葛藤と連続殺人事件の謎が交錯する、予測不能の青春クライムサスペンスとして実写ドラマ化される。

主人公は、退屈な高校生活にうんざりしている平凡な男子高校生・三井宏太。親友の内新次郎に誘われ、抱月北高校フィッシング部に入部するが、その実態は“スピナーベイト”と名乗る恐喝まがいの自警団だった。強引に犯罪を取り締まり、稼いだポイントによって絶対服従の序列が決まる中、三井はゼロポイントのまま序列最下位で鬱屈した日々を送っている。

そんな中、町を震撼させる連続殺人事件が発生。なりゆきで犯人を追うことになった三井は、事件の渦中に放り込まれていく。事件をきっかけに、スピナーベイト内の序列や人間関係も歪に変化。傍観者のように過ごしていた三井が、事件の核心に迫るにつれて、当事者として現実に向き合っていく姿を描く。

三井宏太を演じる加藤は、現在放送中の『君が死刑になる前に』(読売テレビ)で地上波連ドラ初主演を務めるほか、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』や『デスノート THE MUSICAL』など、映像から舞台・ミュージカルまで幅広く活躍。本作では、無力で何もできない自分と向き合い成長していく主人公を演じる。

自警団「スピナーベイト」のメンバーには、萩原護、奥野壮、高橋侃、伊藤あさひ、桃児、吉澤要人(原因は自分にある。)ら、次世代を担うキャストが集結。萩原は心が崩れかけている気弱な高校生・内新次郎、奥野はスピナーベイトのリーダー・寺山大輝、高橋はナンバー2の玉城剛志、伊藤は異質な存在の清野隆弘、桃児は虚勢を張る1年生・火原蓮、吉澤は『幸福論』を肌身離さず持ち歩く高橋泰人を演じる。

加藤は「荒い波に揉まれ、飲まれながら、此元和津也さんの『スピナーベイト』という海を主人公 三井宏太として泳げることをまず本当に本当にうれしく思います」とコメント。主演オファーを受けた際には、「あの此元和津也さんの『スピナーベイト』で、ぼ、僕が主演ですか!?」と驚いたという。

さらに「『スピナーベイト』に出てくる人物、そして三井の葛藤と彼自身のダサさを見て人との関わりが軽薄化しているこの海の泳ぎ方の何かに昇華していただけるのなら、それほどうれしいことはありません」と語った。

原作者の此元氏は「『スピナーベイト』は、時間を経て自分の手を少し離れた作品でもあります。そんな物語と、ドラマという新しい形であらためて再会できることをうれしく思います」とコメント。「登場人物たちの青さや痛み、危うさが、映像の中でどんな輪郭を持つのか、今から楽しみです」と期待を寄せている。

監督は平瀬遼太郎氏、脚本は大久保ともみ氏、西垣匡基氏、三谷伸太郎氏が担当する。平瀬監督は「観てくださるひと時が誰かの『青春』の助けや救いになれるよう一同駆け抜けてまいります」と語った。

【編集部MEMO】
加藤清史郎は、2001年8月4日生まれ、神奈川県出身。2009年に出演したトヨタ自動車のCMで“こども店長”として一躍人気を集めたことで広く知られるようになった。その後もドラマや映画、舞台と幅広い分野で活躍し、特にミュージカル『レ・ミゼラブル』ではガブローシュ役を務めるなど、舞台俳優としての実力も高く評価されている。近年はテレビドラマや映画で存在感のある若手俳優として活躍の場を広げており、子役時代のイメージを超えた演技力と表現力で注目を集めている。

(C)此元和津也/幻冬舎コミックス/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン