カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『銀河の一票』に、三浦透子が新聞記者役で登場した。演じるのは、黒木華演じる茉莉を支える東西新聞の記者・雨宮楓。27日放送の第2話で初登場し、茉莉に寄り添う姿を見せた三浦は「知れば選挙がもっと楽しくなる、“なるほど”がたくさん詰まった作品」と語っている。
同作は、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の茉莉(黒木)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂佳代)を東京都知事にすべく、選挙に挑む姿を描くもの。
三浦の出演は事前に予告されていたものの、役名や役柄は明かされていなかった。第2話では、都知事辞任という緊急事態の中、茉莉が党内にいないことに異変を感じた雨宮が、「茉莉さん!? 雨宮心配したんすけどマジで!」と駆けつける場面が描かれた。さらに、幹事長宛の告発文が雨宮の元にも届いていたことが判明。「なんか、ないすかね。自分にできること」と寄り添う雨宮に、茉莉は「一つだけ、お願いしても…」と協力を依頼する。
三浦はオファーを受けた心境について、プロデュースの佐野亜裕美氏とは『エルピス』以来、脚本の蛭田直美氏とも映画で縁があったと明かし、「また作品を共にできるということが純粋にうれしかったです」とコメント。「佐野さんが取り組まれるテーマは、一個人としての正義を揺さぶられるようなところがあって自然と気合いが入るのですが、蛭田さんの脚本は、軽やかで温かくて、良い意味でその気持ちを楽にしてくれるものでした。演じるのがとても楽しみになりました」と語った。
作品の魅力については、「選挙の裏側にある、いわゆる駆け引きはもちろん、とても細かくて地味で泥臭い戦略なんかも非常に面白くて、知れば選挙がもっと楽しくなる、そんな“なるほど”がたくさん詰まった作品です」と説明。登場人物たちについても「魅力的でいとおしくて、そういう人間味のあるキャラクターが取り組んでくれているから、難しいものという感じがしないんです」と話している。
さらに、政治を題材にする意義にも触れ、「個人の政治への解像度が上がれば、それだけより社会全体の政治熱を高められると思います。こういった題材を、テレビドラマでできるということにとても意義を感じています」と語った。
現場については「ひとりでいる人を作らない、というようなこの脚本の精神を感じる優しい方ばかりです」と温かな雰囲気を明かし、今後の見どころについて「雨宮の茉莉への愛は、いじらしくて憎めないです。大好きな人のために頑張る雨宮を、ぜひ温かく見守ってほしいです」と呼びかけた。
【編集部MEMO】
三浦透子は1996年生まれ、北海道出身。02年「なっちゃん」のCMでデビュー。映画『ドライブ・マイ・カー』(21年)では日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ数々の賞を、舞台『ロスメルスホルム』(23年)では第五十八回紀伊国屋演劇賞個人賞、第31回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。近年は主演映画『そばかす』、ドラマ『カムカムエブリバディ』『鎌倉殿の13人』『エルピス-希望、あるいは災い-』『ブラッシュアップライフ』『大奥』『HEART ATTACK』などに出演。歌手としても活躍しており、映画『天気の子』(19年)主題歌を歌唱、同年の『第70回NHK紅白歌合戦』にも出演した。




