松下洸平がカンテレ・フジテレビ系ドラマ『銀河の一票』(毎週月曜22:00~)で見せる“振り切った”国会議員役に注目が集まっている。前回放送の第1話では、黒木華演じる茉莉の幼なじみでありながら、彼女を裏切るような行動を見せた日山流星。松下自身も「こんなにやって怒られないかな?」と思うほどのキャラクターだと明かし、その“異次元なおもしろさ”を語った。
「いまやるべきドラマであり、いま見るべきドラマ」
同ドラマは、政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、すべてを失った与党幹事長の娘で秘書の星野茉莉(黒木)が、政治素人のスナックママ・月岡あかり(野呂)を東京都知事にすべく選挙に挑む“選挙エンターテインメント”。若くして政治の世界で生きてきた女性と、市井に生きる女性がタッグを組み、都知事を目指して奮闘する50日間を描く。
前週放送された第1話では、父の不正疑惑の真相究明に乗り出し“解雇”を言い渡された茉莉が、偶然出会ったあかりに、突然“都知事選出馬”を持ちかける様子が描かれた。SNSでは、「いまやるべきドラマであり、いま見るべきドラマな気がする」などの声が寄せられ、X(Twitter)でトレンド1位を獲得。TVerでも総合ランキング1位になるなど、反響を呼んだ。
「こんなにやって怒られないかな?」
松下が演じる日山流星は、与党の若手国会議員。第1話では幼なじみの茉莉を裏切るような行動を見せ、「敵か味方か気になる」「ただの裏切り者じゃない感じがしてる」と注目を集めた。
自身の役柄について、松下は「異次元なおもしろさを誇るキャラクターです(笑)」と表現。「蛭田さん(脚本)がお書きになる流星がコミカルでおもしろいので、僕はいただいたセリフを素直に演じるだけで、流星という人物を作り上げることができています」と語る。
一方で、「正直、かなり振り切って演じているので、こんなにやって怒られないかな?と思う瞬間もありますが…(笑)」と告白。「あくまでエンターテインメントなので、“国会議員だからこうしなくては”という考えを捨てて、のびのびと楽しんで演じています」と明かした。
黒木華&野呂佳代の“バディ感”に「チャーミング」
黒木と野呂と本格的にドラマで共演するのは、今回が初めて。松下は、2人の関係性について「黒木さん演じる茉莉と野呂さん演じるあかりは、お互いに失ったものがあるからこそ通じ合う部分があって、バランスがとてもいいです」とコメントする。
さらに、「お二人にしか出せない“バディ感”がチャーミングで、いつもステキだなと思いながら拝見しています」と、2人の空気感に魅力を感じているという。
自身のクランクインは、第1話の公園のシーンだったそうで、「黒木さんと初めてお芝居をする場面だったので、とても印象に残っています」と回想。流星について「オン・オフの激しい人」と説明した上で、「最初に幼なじみの茉莉との“オフ”のシーンを撮れたので、ベースを作ることができました。向き合うのが黒木さんでよかったです」と感謝を述べた。
野呂については、「まだ同じシーンはありませんが、これから出てくると思うので、セリフを掛け合える日を今から楽しみにしています」と期待を寄せている。
「少しでも勇気や希望を受け取っていただけたら」
都知事選を本格的に描く本作について、松下は「僕自身とても勉強になっています」と語る。「やっていいこととやってはいけないこと、ルール1つをとっても知らないことばかりで、新しい発見がたくさんあるのでおもしろいです」と、撮影を通じた学びも多いようだ。
ただし、作品の中心にあるのは政治や選挙だけではないと強調する。
「このドラマは、決して政治や選挙だけがメインではなく、光を追い求める人たちにスポットをあてています。これまで政治や選挙を描いてきたドラマの中でも、新たな視点や捉え方で“人間ドラマ”を描いた作品です」
そして、「たくさん笑って、たくさん泣いて、見ていただく方に少しでも勇気や希望を受け取っていただけたらなと思います」と呼びかけた。第1話については「今後が気になるワクワクする終わり方だった」とし、「ぜひ第2話、そして最後まで見届けてください。僕もまだ結末を知らないので、皆さんと同じ目線で楽しみたいと思います!」とメッセージを送っている。
第2話では茉莉があかりを説得
今夜放送の第2話では、「都知事になってください」「私はあなたに賭けたい」と、都知事選への出馬を突然懇願されたあかりが戸惑う姿が描かれる。
茉莉には、父・鷹臣(坂東彌十郎)から絶縁され、あらゆる後ろ盾を失った今、あかりを選挙に勝たせて都知事に押し上げ、自分を副知事に指名してもらうという思惑があった。一方、あかりはスナック『とし子』を辞めるわけにはいかないと出馬を固辞する。
そんな中、民政党内部では都知事選をめぐる攻防が始まり、鷹臣は子飼いの流星の擁立に向けて裏で準備を進める。さらに茉莉は、鷹臣の秘書・雫石(山口馬木也)に呼び出され、父からの冷酷な“最後通告”を突きつけられる。
【編集部MEMO】
松下洸平は、今作のオファーを受けた際の心境について、「佐野(亜裕美)プロデューサーや共演者の皆さんをはじめ、いつかご一緒したいと思っていた方々ばかりだったので、とてもうれしかったです。当初は政治に詳しいわけではなく、どちらかというと疎い方だったのですが、台本が本当におもしろくて、自然と“もっと政治のことを知りたい”と思うようになりました。決して登場人物がみんなキラキラ輝いているわけではありません。それぞれが自分なりの光を追い求めて懸命に生きる姿、その生き様に、胸を打たれました」と語っている。







