“くいしん坊”松岡修造が、再び“食”を全力で伝える――。

フジテレビ系バラエティ特番『BEEF or FISH? -松岡修造の究極の2択グルメSHOW-』(5月3日19:00~)の収録後に取材に応じ、長年向き合ってきた“食”への思いと、フジテレビで新たに番組を担う特別な感情を語った。

  • (左から)松岡修造、堤礼実アナ (C)フジテレビ

    (左から)松岡修造、堤礼実アナ (C)フジテレビ

この番組は、全国から厳選した肉料理と魚料理を紹介し、生産者や料理人のこだわりも交えながら、「肉と魚のどちらを食べたいか」を出演者たちが決断していく2択グルメバラエティ。

プロテニスプレイヤーを引退した当時は、バラエティに出ること自体、あまり考えていなかったという松岡。「基本的には出ないと決めていましたし、出ても年に一度くらいという感覚」という中で今回、フジテレビで初のバラエティMCのオファーを受けた理由は、何だったのか。

「一つは食ということですね。やっぱり『くいしん坊!万才』で長年やってきて、そのフジテレビさんの番組ということがあります。(『くいしん坊!万才』が)終わってしまった残念さもあった中で、新たなオファーを頂けた。そしてこの番組はバラエティなのですが、本気で伝える感覚に近いです。食の奥深さと職人さん、素材の本気さをどこまで伝えられるか。それがうまく表現できたら成功なんだろうなと思います」

『くいしん坊!万才』のレポーターは、番組50年の中で、歴代最長の25年以上にわたり担当。それだけに、今回の番組で目指すのは、単なるグルメ紹介ではない。「僕がやるんだったら、応援というのが軸なんです。日本の食を応援していく。そこには素材と人間味、人がいるんですよ」と強調し、おいしさの先にある生産者や料理人の情熱、土地の魅力まで伝えることが、自身の役割だと考えている。

その根底には、海外を回る中で再確認した日本の食への誇りがある。「日本の食はやっぱり世界に誇れるものだし、宝だと思いますね」とした上で、「ただ単にヘルシーだ、ただ単においしいんじゃない。そこには自然と人がいる」と、日本の食文化が持つ奥行きを力説した。

収録では進行役に徹するのではなく、「完全参加型MC」として番組に飛び込んだことにも手応え。「どこに行って何を食べるか、どんな人かも知らない。それに近い感覚を今回作れたことが良かった」と話し、『くいしん坊!万才』にも通じる“現場で感じて伝える”スタイルを今回も貫いた。

最後に視聴者へ向けて「思いっきり悩んでくれ。本気で悩んでくれ」とメッセージ。「全体的な日本の食の応援ができていたら」と語り、新特番に込めた思いが、ただのグルメバラエティにとどまらないことを印象づけた。

  • (C)フジテレビ