フジテレビのミニ番組『くいしん坊!万才』(毎週日曜11:45~)で、11代目くいしん坊を務める松岡修造が、8日の放送で出演1,000回を迎える。

  • 松岡修造(中央)=フジテレビ提供

松岡はプロテニスプレーヤーを退いた後、2000年1月から同番組に出演。「若い時からプロテニスプレーヤーとして海外にいることが多かったから、実は日本のことをよく知らなかった。その頃から『いつか日本中を旅してみたい』という気持ちがありました。番組からオファーがあったとき『これは願ってもないこと、自分がやるべき仕事だ!』と思いました。いつか日本中を旅したいという最初にやりたかったことが今まさにできている」と振り返る。

すでに47都道府県を周っているが、1,000回出演を迎えたことに関して「正直なところ、回数を重ねたからといってうれしさはそれほど感じていません。1,000回がゴールではないですから、達成感という気持ちはありません。まだ通過点にしか過ぎないです」と冷静な松岡。

「くいしん坊らしさ(この番組らしさ)というものは、食を通してその土地の人、そして文化を知ること、感じることだと思います。今までには1,000回の出会いがあったということですし、その土地の人をより近く、濃く、深く感じることで、まさにそこに住んでいるような気持になる。しかも47都道府県を回りきったことを考えると『俺はニッポンだ!』と思う」と、らしい熱いコメントで番組への思いを明かした。

記念すべき1,000回目の放送では、横須賀市長井漁協で、その希少性から「幻の魚」とも呼ばれるベニアコウを食す。深海1,000メートル前後に生息している深海魚で、1キロ成長するのに約10年もかかると言われており、漁師でも食べたことがない人がいるほどの高級魚だ。

今回、長井漁協のみなさんから「番組出演1,000回記念」と「番組のさらなる長寿」を願って「祝い魚」としてごちそうしていただいた幻の絶品料理の数々を、松岡がどう食すのか…。

また、番組では「第2回 輝け!くいしん坊映え大賞」を実施することが決定。公式インスタグラムに“映える”料理を投稿し、松岡と番組スタッフが協議をして最優秀賞、優秀賞を決定するというもので、最優秀賞に輝いた人は番組出演も可能だ。

今回の料理のテーマは「お祝い」。8日の放送内で告知するとともに、放送後に公式ホームページにアップされる予定となっている。

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