元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が17日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【緊急検証】なぜ投手陣が崩壊してまったのか…“致命的な問題が発生!”高木が考える中日ドラゴンズの投手の崩壊について語る! 【プロ野球ニュース】」に出演。井上一樹監督率いる中日の投手陣が苦境に立たされている要因を分析した。

井上一樹監督

井上一樹監督

「果たして投手王国だったのかっていう感じだよね」

4月20日終了時点で4勝15敗と大きく負け越している中日。チーム打率は.251でリーグ3位を記録しているものの、チーム防御率は12球団で唯一の4点台となる4.24と、投手陣の不調が足を引っ張っている。

今季から導入されたホームランウイング(ラッキーゾーン)の影響を指摘する声もあるなか、高木氏は「果たして投手王国だったのかっていう感じだよね」と厳しいコメント。

そして、「バンテリン(ドーム)が広かったからさ。そこでの防御率が良くても、他に行ったら1点ぐらい上がってるんでしょ? だからその帳尻が合っていた」「もちろん優秀なピッチャー多いけども、防御率から換算するとさ、球場に助けられたなという感じはするよね」と、本拠地の広さが失点を防いでいた側面が大きかったのではないかと推察した。

続けて、高木氏は「立浪監督の時と井上監督になってからのメンバー、投手構成はあんま変わってないよね」と、選手層の新陳代謝についても言及。

ドラフト1位ルーキーの金丸夢斗や新助っ人の台頭などは認めつつも、「あとはそんなに変わり映えしない」「とくに立浪監督が起用してたリリーフ陣だよね。 そういったものがあんまり様変わりしてないよね。ということは相当疲れてるっていうことなんじゃないかな」「丈夫だけど、今年疲労が一気に出てんのかなと、そんな感じがしてならないね」などと持論を展開し、立浪和義前監督時代からフル回転を続けてきた救援陣に、深刻な勤続疲労が生じている可能性を示唆していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。