元プロ野球選手で野球解説者の和田一浩氏が11日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル』で公開された動画「【阪神・藤川球児監督もしんどい…】レジェンド和田一浩&岩瀬仁紀が見た“WBC振り返り...2026プロ野球シーズン開幕!”<日本プロ野球名球会>」に出演。阪神・藤川球児監督が置かれている現状について本音を漏らした。

藤川球児監督

藤川球児監督

「しんどいと思うよ、球児もね」

今シーズンの順位予想を問われ、「やっぱりセ・リーグは、阪神を他球団が追いかけるのは、たぶん見えてると思います」と切り出した和田氏。岩瀬仁紀氏が「パ・リーグはもうあの2つですよね。ソフトバンクと日本ハムで、日本ハムのほうのが下評が高い中、こうやってソフトバンクが連勝して入ってるわけだし」とパ・リーグの展望に触れると、和田氏もこれに同意する。

また、和田氏は「野手の完成度は完全にソフトバンクのほうが上なんで。やっぱり優勝経験があったりとか、そういう意味では野手の経験値とか、いろんな部分は僕はソフトバンクのほうがかなと思いますけど」と述べつつ、「ただ、やっぱり結局ペナントってケガ人じゃない?」と冷静に分析。

続けて、「主力選手のケガが出るか出ないかでプラスマイナスがすごく大きく変わりますからね。去年なんかね、岡本がいなくなっただけで巨人の打線が一気に苦しんだように、やっぱり主力が1人抜けるとかなりマイナスなんで。そこに影響されるとは思うんですけど」と、主砲の岡本和真が抜けて苦境に立たされた昨季の巨人を例に挙げ、戦力維持の難しさを説明した。

これを受け、岩瀬氏が「阪神なんかはケガ人が去年、まったく出なかったから。だから今年は、そこら辺をどうケガ人を出さずにできるのかっていうところが 一番じゃないですかね」と阪神連覇へのカギを指摘。

すると和田氏は「しんどいと思うよ、球児もね。だって勝って当たり前って言われてるから」と、藤川監督が背負うプレッシャーに同情。「監督の立場からすると、そんなん言うなよと。勝負事なんで、絶対がないんで。ちょっと大変だと思いますけど」と寄り添っていた。

【編集部MEMO】
現役時代、「火の玉ストレート」と称される直球を武器に活躍した藤川球児氏。主なタイトルは最多セーブ投手2回、最優秀中継ぎ投手2回など。2025年シーズンより第36代阪神タイガース監督を務め、就任1年目かつ過去に指揮経験がない「新人監督」として球団史上初のリーグ優勝を果たした。