西武鉄道は、東京都および中野区と進める「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」において、4月15日にシールドマシン発進式を実施したと発表した。今回の工事で、西武鉄道としては初というシールド工事に着手する。

  • シールドマシンの状況

    シールドマシンの状況

「西武鉄道新宿線(中井駅~野方駅間)連続立体交差事業」は、踏切による交通渋滞の解消、鉄道によって分断されている市街地の一体化を目的に進められている。今回採用する泥土圧シールド工法は、掘削土を泥土化し、圧力をかけることで、掘削面の崩壊を防ぎながら掘進する方式だという。シールドマシンは直径約7m、重さ約350トン。上り線・下り線それぞれに単線シールドマシン2台を使用し、中井方面から野方方面へ向けて掘進する計画となっている。

4月15日の発進式は新井薬師前駅北側の工事ヤードで行われ、東京都と中野区の関係者、地元関係者らが出席。西武鉄道の鉄道本部長ら計94人が発進ボタンを押し、シールドマシンが回転する様子を確認した。式典後に見学会も行われ、参加者が実機を見学した。

  • シールドマシン本体

    シールドマシン本体

シールドマシンによる掘進開始は5月8日夜間を予定している。西武鉄道は引き続き安全第一で工事を進め、早期の地下化実現をめざすとしている。