さまざまな地域で無料で芝刈りを行い、その様子を動画で紹介するアメリカのYouTubeチェンネル「SB Mowing」。今回は、いつも通りの“芝刈りミッション”になるはずが、まさかの“救助ミッション”に発展した動画を紹介します。彼が救うのは、荒れた庭の持ち主さんだけではありませんでした。
たまたま通りかかった道で、市から差し押さえられた物件を発見すると、その荒れようを放っておけず、近所の人に聞き込みに。もう誰も住んでいないこと、半年以上放置されていることを確認すると、この地域の景観と安全のために、いつも通り無償で芝刈りをスタート!
草刈りのはずが救助ミッションに
すると、ブロワーで草を寄せる作業中に、動けなくなっている猫を発見。よく見ると、腕の下に膿瘍ができていて、かなりひどい感染状態に……。
どうしたらいいかの分からず、市の動物保護センターや人道協会、猫の保護団体など4か所に電話するも、どこも引き取ってはくれません。しかし、最後に「エドガー&アイビーのキャット・サンクチュアリ」に電話したところ、「連れてきてください、私たちが治療します」とのこと。早速連れて行くことに!
猫ちゃんの状態を確認してもらうと、長い間、外で暮らしているオス猫で、おそらく、他の猫と喧嘩した際に噛まれたとのこと。猫の歯には多くの細菌がいるので、それが感染して大きな膿瘍ができてしまったのだとか。ただ、骨折などほかの外傷はないため、ここで抗生物質を与えれば治るといいます。また、寄生虫などを駆除する薬も与えてくれるとのこと。良かったですね。一安心です。
エサを与えてみると、元気よく食べ始めました。「名前はあるの?」と聞かれ、「ESBEE」と名付けることに。
ESBEEはこの施設を出るときには、去勢手術、ワクチン接種を受け、マイクロチップを埋め込むのだそう。元気になるまで、彼女たちの管理のもと、きれいなベッドで過ごすことができます。
「エドガー&アイビーのキャット・サンクチュアリ」とは
さて、「エドガー&アイビーのキャット・サンクチュアリ」ではどんな活動をしているのでしょうか? 昨年は801匹の猫を受け入れ、714匹もの猫を譲渡したのだとか。周辺の施設から、安楽死リストに載っている猫を引き取っては、危険な命を救っているのだそう。すごいですね。
例えば、こちらの「Adoption Room」(養子縁組ルーム)にいるカルマくんは……
カルマくん(画像左)は、生後4か月の時に走行中の車から投げ出され、体中の骨を骨折。そのため、外が怖くて養子に出せていないのだとか。また、こちらのメス猫(画像右)は、生後6週間の時に何者かに連れ去られ、片側の両足を折られたといいます。そのため足が2本しかなく、支えるために金属の棒を入れているのだそう。外に出すと命を落とすリスクが高いため、彼女も譲渡はせず、生涯、ここで守ってあげるのだとか。
この施設を立ち上げた背景には、ある猫の存在が……。
心臓の欠陥を持って生まれた「エドガー」が、彼女の腕の中で息を引き取った時、猫を救う事業を始める決意をし、この非営利団体を設立したのだとか。エドガーが彼女の人生を変えたと言います。
同施設で働いているスタッフに給料はなく、完全ボランティア。財政と物資も限られているため、古いタオルでも、彼らを守るために必要な物資は何でも受け入れているそうです。もちろん、ボラティアや寄付も。そんな彼女たちの活動を支援するべく、「SB Mowing」では「GO FUND ME」を立ち上げ、寄付を募っています。詳しくは、「Edgar and Ivy’s GoFundMe」をチェックしてみてくださいね。
では、ESBEEを信頼できる施設に預かってもらったところで……、芝刈りに戻ります!!笑
芝刈り再開、そしてビフォーアフター
作業再開です。伸び放題の“草木を切り倒し、集めて捨てる”という作業をひたすらこなしていくと、徐々に隠れていた通路などが出現。機械があるとはいえ、これを一人でこなすのは大変な重労働です。
しかし、きれいになっていく様子は、何度見ても気持ちがいいものです。とそこへ、ある女性たちがやってきました。彼に感謝の気持ちを伝えに来たようです。
毎週教会に行くたびにここを通るという彼女たち。高く伸びた雑草の中を通らなければならず、何度か転んだこともあり、最近は道路を歩かざるを得ない状況だったといいます。「あたなは、地域のために、そして私のために素晴らしいことをしてくれました。本当に感謝しています。神のご加護がありますように」と話すと、握手を交わしました。
「SB Mowing」の活動は、持ち主だけでなく、その地域で暮らす人々や生き物を助けることに繋がっているんですね。これからも、「SB Mowing」の活躍から目が離せません!!
それでは最後に、庭の変わりようをビファーアフターでご覧ください。













