「何もできなかった」と打ちひしがれた苦い経験だった。お笑い芸人の岡野陽一にとって今も後悔として残っているその仕事は、今でも正解がわからない現場だという。
2017年に放送された『人生逆転バトル カイジ』
1月22日配信のYouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』に出演し、「お笑い界の失敗って、実は“激失敗”ってそんなに悲しいことじゃない。激スベったっていう面白さがある」としながら、「本当に何もしなかったときが一番悲しい」と語った岡野。続けて、人気漫画『カイジ』を元に制作された2017年放送のバラエティ番組『人生逆転バトル カイジ』(TBS系)を振り返り、「全国から借金あるヤツが集まったり。その中で、芸人枠で出してもらった。僕と(空気階段の)もぐらと誰かみたいな」と回顧した。
同番組では、12人の参加者が賞金200万円を賭けたバトルを展開。原作にもある“鉄骨渡り”にチャレンジした岡野は、「めっちゃ怖いじゃん。もちろんテレビだから、下にネットがあるんだけど。うわぁ~! とかなるじゃん」と恐怖を語りつつ、「一般の借金ある方は、そういうリアクションとか何もなく。スーッと渡って行って。それで俺、終わったの」と吐露。「いまだにショックで……。今思えば、呼んでくれた意図とか、クズって言われてるから頑張ってくれるだろうとか。それを俺は、うわぁ~! って。そしたらもうタタタタタッて……」と苦笑いでぼやいた。
「視聴者の方は、200万のことしか考えてないですもんね」と爆笑した納言・薄幸は、芸人という立場上、「スーッと渡っちゃダメですし」とフォロー。しかし、岡野は、「そうなの。でも、“ダメですし”ってやつも俺らの基準なのよ」と悩ましげで、「5日押さえられてたのに、1日目で帰らされたの。マジで飲んだな~、あのときは。何もできなかった」と後悔しきり。幸が、「何のリアクションもせずスーッて渡ったら、逆にオモロいのかも」と語ると、岡野は、「それが正解な気も……。何が正解かいまだにわかんないけど、結局、我々は養殖のクズですよ」と自虐していた。
視聴者からは、「実写カイジあったなあ」「素人が大立ち回りしてて面白かったな」「養殖のクズは野生のクズに勝てない」「あれはダサかったですねぇ」「岡野面白い」などの反響が寄せられている。
【編集部MEMO】
「納言幸のやさぐれ酒場」は、 YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】』で配信中の人気企画。納言の薄幸がMCを務め、ゲストとともにお酒を飲みながらさまざまなトークを展開する。
