JR北海道は4日、「SL冬の湿原号」で使用している蒸気機関車C11形171号機の車両不具合にともない、2月5~8日運転の牽引機関車をディーゼル機関車に変更すると発表した。
「SL冬の湿原号」は土休日を中心に釧路~標茶間(釧網本線経由)を往復する観光列車。通常は蒸気機関車C11形171号機の牽引だが、1月31日の運行中、駅を発車する際、一時的に起動できなくなる事象が3回発生したという。2月1日の運行では、万が一に備え、蒸気機関車の他にディーゼル機関車も連結して運行した。
2月2日に車両を調査した結果、蒸気を動力に変える「蒸気室」のピストン部品(ピストンリング)が割損が確認され、この原因により蒸気が漏れ、起動に必要な動力が不足していたことが判明したという。詳細な原因は調査中だが、修繕に時間を要することから、牽引機関車をディーゼル機関車に変更することとなった。
牽引機関車の変更に関して、2月4日時点での対象期間は2月5~8日とされている。2月11日以降の牽引機関車は現在未定。ディーゼル機関車で運転する場合は別途案内する。


