南海電鉄は22日、特急・座席指定料金を4月1日から改定すると発表した。あわせて改定後の特急・座席指定料金よりも割安な「チケットレス特急料金」と、車内で特急券や座席指定券を購入した場合に料金を加算する「車内加算料金制度」を導入する。
現在、「ラピート」「サザン」「りんかん」「泉北ライナー」の特急・座席指定料金は520円だが、4月1日以降は各列車とも700円に引き上げる。「こうや」は難波・新今宮・天下茶屋・堺東~極楽橋間の相互間は現行の790円から1,100円、それ以外の特急停車駅相互間は現行の520円から700円にそれぞれ引き上げる。
新設の「チケットレス特急料金」は、「南海・特急チケットレスサービス」を利用して特急券を購入した際に適用する料金体系で、改定後の特急・座席指定料金より一律150円安く設定。「ラピート」「サザン」「りんかん」「泉北ライナー」は550円、「こうや」は難波・新今宮・天下茶屋・堺東~極楽橋間の相互間で950円、それ以外の区間で550円とする。
あわせて導入する「車内加算料金制度」は、特急列車の車内で特急券や座席指定券を購入した場合に、大人・小児一律で300円を加算。乗車前の購入とチケットレスサービスの利用を促すことで、デジタル化とキャッシュレス化を進めるねらいがあるという。
料金改定にともない、特定特別急行料金(100円特急券)、定期特別急行料金、定期座席指定料金は廃止。チケットレスサービスのポイント制度も見直し、特典ポイントを廃止した上で、付与率を1%に統一する。なお、新料金体系の導入に先立ち、2月1日から3月31日まで「南海・特急チケットレスサービス」新規入会キャンペーンを実施。期間中に新規で入会し、かつ特急列車を2回以上利用した人に1,100ポイントを付与する予定だという。
