視聴データを独自に取得・分析するREVISIOでは、テレビ画面に視線を向けていた人の割合がわかる「注目度」の週間番組ランキング(11月10日~16日)をまとめた。
視聴者の共感と笑いを引き出した『週刊さんまとマツコ』
この週のランキングでは、個人全体の上位でドラマ作品が存在感を示す結果となった。3位にテレビ朝日『緊急取調室』、4位にTBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』が入るなど、連続ドラマが安定した注目度を獲得している。
秋クールのドラマが物語の中盤に入り、登場人物の関係性や展開が深まる時期を迎えたことが、視聴者の関心を引きつける要因となったといえるだろう。
一方、トップ10圏内には7位から9位にかけてバラエティの特番が並んだ。特に7位の『週刊さんまとマツコ特大号』(TBS)では婚活をテーマにした企画を展開し、カリスマ婚活アドバイザーによる指導や全国のご当地キャバ嬢の私生活に密着するなど、多角的な切り口で恋愛や結婚という普遍的なテーマを扱った。明石家さんまとマツコ・デラックスという2人のMCが、婚活という身近なテーマに独特の語り口で切り込み、視聴者の共感と笑いを同時に引き出す内容となっている。
コア視聴層のランキングでは、『金曜ロードショー「バケモノの子」』(日本テレビ)が4位に入り62.1%の注目度を記録。個人全体ではトップ10圏外となる中、コア視聴層で上位に入ったことは、この作品が若年層に支持されている様子を示す結果となっている。
「勝男、どんどんいい人になって行くね」
コア視聴層2位(注目度64.7%)、個人全体5位(66.1%)の『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS)は谷口菜津子の同名漫画を原作とし、夏帆と竹内涼真がW主演を務めるロマンスコメディ。第6話では、新恋人のミナト(青木柚)から突然別れを告げられた主人公・山岸鮎美(夏帆)が、誰にも告げずに一人暮らしを始める展開が描かれた。
一方、元恋人の海老原勝男(竹内)は料理の腕を上げ続け、椿(中条あやみ)のホームパーティーに手作りの小籠包を持参する。勝男は「まず初めは塩だけで食べてみてください」と力説するが、気まずい空気を作ってしまった。
パーティー後、図書館で偶然再会した鮎美と勝男は、屋外のテラスで余った小籠包を一緒に食べることに。「何も食べてなくてふらふらする」という鮎美に、勝男がクーラーボックスから小籠包を取り出した。鮎美が「おいしい」と驚いた表情を見せると、勝男は思わずガッツポーズをする姿が印象的だった。
「別れても私、何も変われなかった」と打ち明ける鮎美に対し、勝男は「鮎美はバカでもみじめでもない。俺と一緒にいるときからずっと」と言い切る。せいろについた小籠包の皮まで集めて食べる2人の姿が印象的な回となった。この展開に視聴者からは「勝男、どんどんいい人になって行くね」「早くヨリ戻して、幸せになってほしい」といった声が寄せられている。


