大人向けコレクターズ商品の統一ブランド「TAMASHI NATIONS」を展開するBANDAI SPIRITS コレクターズ事業部による展示イベント「TAMASHI NATION205」が、2025年11月14日から16日までの3日間、東京・秋葉原の4会場にて開催される。ここでは日本が世界に誇る「特撮」キャラクターのアイテム展示や、半世紀の時を越えて新しい生命を与えられた「ジャンボマシンダー」をはじめとする「復活」商品を中心に、魅力的なコレクターズ商品をご紹介していきたい。
ベルサール秋葉原B1F会場では、仮面ライダー、ウルトラマン、スーパー戦隊、ゴジラといった「特撮」作品における人気キャラクターの商品展示が行われている。入場口では「仮面ライダークウガ」と「ウルトラマンティガ」の立像と、「S.H.Figuarts真骨彫製法」各商品が並べられ、来場者の注目を集めた。
「仮面ライダー」
仮面ライダーエリアの目玉は、今年(2025年)放送開始25周年を迎えた『仮面ライダークウガ』の「S.H.Figuarts真骨彫製法」各商品である。
仮面ライダークウガ マイティフォーム。第2話での「燃える教会」をイメージした背景のこだわりが冴えている。
黒く光る硬質なボディと関節の生物感、変身ベルトの精密ディテールが見事な仮面ライダーBLACK。名乗りをイメージしたポージングも決まっている。
仮面ライダーBLACK RXもついに「真骨彫製法」で商品化が決定した。
光剣リボルケインをふるい、怪魔戦士の胴体を貫いて爆発させる必殺技・リボルクラッシュを決めた直後のポーズをとる仮面ライダーBLACK RXの勇姿。劇中の名場面と見間違うかのような再現度の高さである。変身ベルト・サンライザーにそっと左手を添えるポージングの妙味にご注目。
各商品の持ち味を最大限に発揮するかのような「背景」と「ライティング」が施されているのも本展の楽しみどころ。RXと対戦するシャドームーンは、『仮面ライダーBLACK RX』で地獄から蘇った「影の王子」バージョン。シャドーセイバーの二刀流をふるって、宿敵RXに勝負を挑む決戦シーンが再現されている。
『仮面ライダー』(1971年)から『仮面ライダーZX』(1982年/特番1984年)までの「10人ライダー」と彼らの専用マシンが勢ぞろいした、圧巻のジオラマ展示や、映画『仮面ライダー/仮面ライダー対ショッカー』のダブルライダー(2号+1号)、そして仮面ライダー1号と新サイクロン、仮面ライダー2号と新サイクロン、仮面ライダーV3とハリケーンの同時ジャンプなど、昭和のライダーファンを喜ばせる展示の充実が素敵すぎる。
『仮面ライダー』終盤のクライマックスを飾った、1号&2号のダブルライダーを取り囲む6人の「ショッカーライダー」たち(参考展示)。本物との相違は、手袋とブーツが黄色いこと、マフラーの色が赤ではないこと、そして目の周りに黒い縁取りがあること。第93話「8人の仮面ライダー」の名場面である。
迫りくるショッカー戦闘員を蹴散らしていく、ダブルライダーの勇姿。ライダー2号の重みのあるライダーパンチが炸裂する。
ハリケーンと2台の新サイクロンは、それぞれのカウルに備わっているウイングを伸ばすと、空中飛行が可能という設定。映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』のオープニングを彷彿とさせる、大爆発を背景にしてジャンプする3大マシンの勇姿を楽しみたい。
すべて真骨彫製法で揃えられた「10人ライダー」のカッコよさは、まさに圧巻。写真は、ファンの強いエネルギーによって誕生した10号ライダー・ZX(参考展示)と彼の愛車ヘルダイバー。
「大人のための変身ベルト」をコンセプトとするCSMとS.H.Figuarts真骨彫製法、そしてマシンをセットにした、平成仮面ライダーシリーズのギャラリー展示も大きな見どころとなっている。写真は仮面ライダークウガと、変身ベルト「アークル」、トライチェイサー2000。
現在、好評放送中のシリーズ最新作『仮面ライダーゼッツ』より。ゼッツ フィジカムインパクトとコードゼロイダー(参考展示)の勇姿。
11月28日より公開されるVシネクスト『仮面ライダーガヴ ギルティ・パルフェ』に登場する、仮面ライダーヴァレン パルフェモード(参考展示)。
『仮面ライダー龍騎』より、仮面ライダー龍騎と仮面ライダーナイト(いずれも真骨彫製法)、それぞれの契約モンスターであるドラグレッダー(右)とナイトウイング(左)。ドラグレッダーは魂ウェブ商店にて現在受注受付中。
『仮面ライダー龍騎』より、仮面ライダー王蛇(左)と仮面ライダーゾルダ(右/いずれも真骨彫製法)、それぞれの契約モンスター、ジェノサイダー(左)とマグナギガ(右)。王蛇は商品化が決定している。
「ウルトラマン」
続いて「ウルトラマン」シリーズの展示をご紹介しよう。入口には平成ウルトラマンの原点となった人気作『ウルトラマンティガ』(1996年)より、ウルトラマンティガ各タイプ(マルチ、スカイ、パワー)のS.H.Figuarts真骨彫製法バリエーションが並べられた。
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S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ マルチタイプ -ウルトラの星」
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「S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ パワータイプ」
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「S.H.Figuarts(真骨彫製法) ウルトラマンティガ スカイタイプ」
筋肉質の中村浩二、スリムでスマートな権藤俊輔という2人のスーツアクターの体型を忠実に立体再現し、マルチタイプ(ウルトラの星バージョン)、パワータイプ、スカイタイプが作り分けられている。
2026年、放送開始60周年を迎える『空想特撮シリーズ ウルトラマン』(1966年)より、S.H.Figuarts真骨彫製法・ウルトラマンが展示された。
スーツアクター・古谷敏の体型を忠実に再現した、スマートかつ力強い初代ウルトラマンの登場ポーズ。
Q星での戦いで、スペシウム光線が効かない強敵キーラに向けて放った「ウルトラサイコキネシス」という、レアな光線技のエフェクトも再現されている。
シリーズ最新作『ウルトラマンオメガ』から、オメガのアーマーバリエーションとメテオカイジュウ「レキネス」。
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』の名場面を再現した、ウルトラマンたちの圧巻のそろい踏み。
「スーパー戦隊」
スーパー戦隊の原点『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)の放送開始50周年ということで、歴代「戦隊」ヒーローがS.H.Figuarts真骨彫製法で勢ぞろいした。
ワイルドな戦いが特徴の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』(2025年)ゴジュウウルフ。
「DXテガソード」(左)よりもサイズが大きく、劇中プロップに寄せたリアル仕様の「テガソードMEMORIAL EDITION」が発売決定。大人の手にピッタリはまるサイズのようである。
『秘密戦隊ゴレンジャー』のリーダー・アカレンジャーがS.H.Figuarts真骨彫製法となって登場。必殺武器・ゴレンジャーハリケーンのエンドボールも付属している。
『侍戦隊シンケンジャー』(2009年)より、シンケンレッド。シンケンマルを構えた得意のポーズもカッコよく決まっている。
「ゴジラ」
ゴジラコーナーでは、ヒューマンサイズのゴジラ立像(ゴジラFINAL WARS/2004年)が注目を集めた。
『ゴジラFINAL WARS』より、ゴジラ、轟天号、モンスターXがにらみあう決戦シーンを再現している。
『ゴジラVSデストロイア』(1995年)より、微小な姿からゴジラを上回る巨体まで、さまざまに形態を変化させる強敵デストロイアのバリエーションと、ゴジラジュニア、ゴジラ(体内の原子炉が暴走した危険なバージョン)。
『メカゴジラの逆襲』(1975年)より。これまで数々のゴジラモデルを製作し、世界中に熱烈なファンが存在する酒井ゆうじ氏が原型・彩色・造形プロデュースを手掛けた「ゴジラ1975」の参考展示。人間を守って悪い怪獣と戦うヒーロー的な役割を担い、勇ましさと愛嬌を兼ね備えたこの時代独特のゴジラ像が忠実に再現されている。
「METAL BUILD 仮面ライダーゼロワン」
「超合金」で培ってきた技術と、独自のデザインアレンジが融合した完成品アクションフィギュアブランド『METAL BUILD』が、初めて「仮面ライダー」を商品化した。
それが「METAL BUILD 仮面ライダーゼロワン」である。金属素材ならではの重量感と、安定したポージングが魅力となった。衛星ゼアをイメージした台座など、オプションの充実もうれしい。
「宇宙刑事ギャバン」
宇宙規模のスケール感を備えた、等身大ヒーローのエポック作『宇宙刑事ギャバン』(1982年)がS.H.Figuarts真骨彫製法となってついに登場(参考展示)。
必殺武器レーザーブレードを構えるギャバンの硬質なイメージが忠実に再現されている。左の耳部分に備わるアンテナ(エレクトロソナー)がやや大きい印象だが、今後さらなる原型のディテールアップが行われることに期待したい。
「ウイングマン」
1983年に大ヒットした桂正和の人気コミックを、坂本浩一監督が実写特撮アクションドラマとして復活させた『ウイングマン』(2024年)より、ウイングマンが3色に分身し、中央の空間に敵を封じ込めて攻撃、爆散させる必殺技「デルタエンド」を再現したジオラマをご紹介。
3体のウイングマンは「S.H.Figuarts真骨彫製法ウイングマン デルタエンドセット」として商品化が決定している。
「牙狼<GARO>」
深夜枠の特撮ドラマとして話題を集めた雨宮慶太監督の『牙狼<GARO>』(2005年)はシリーズ化され、映画やテレビシリーズ、アニメ、舞台など活躍の舞台を広げながら、今年で20周年を迎えた。
20周年記念映画『牙狼<GARO>TAIGA』から「S.H.Figuarts真骨彫製法・黄金騎士ガロ(冴島大河)」(魂ウェブ商品・受注中)、そして『牙狼<GARO>GOLDSTORM 翔』(2015年)より、「S.H.Figuarts真骨彫製法・黄金騎士ガロ・翔」(参考展示)の光輝く姿をご覧いただこう。
「電光超人グリッドマン」
電脳空間(コンピューターワールド)を荒らす怪獣たちと戦う巨大ヒーローの活躍を描く、円谷プロ製作の『電光超人グリッドマン』(1993年)より「S.H.Figuarts真骨彫製法・グリッドマン」(手前)と強化形態「S.H.Figuarts真骨彫製法・サンダーグリッドマン」(奥)。
「ジャンボマシンダー」
バンダイの子会社としてキャラクター玩具の企画・開発を行っていた「ポピー」が、『仮面ライダー』の「光る!回る!変身ベルト」に続いて大ヒットを飛ばしたシリーズ、それが「ジャンボマシンダー」である。1973年のジャンボマシンダー「マジンガーZ」がBANDAI SPIRITSから2024年7月に「復活」発売されると、当時を懐かしむ大人のファン層を中心に好評を博し、以後「グレートマジンガー」「スーパーロボット マッハバロン」「勇者ライディーン」と順調に「復活」が続いた。過去のイメージを極力尊重しつつ、細部をアップグレードしてクオリティの高い商品に仕上げている点が、好評の秘密なのかもしれない。最新作として、『UFOロボ グレンダイザー』の「復活」がただいま進行中。
ジャンボマシンダーや超合金・ポピニカの「復活」プロジェクト仕掛人、BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部 ロボット企画1チーム シニアアドバイザー・岡崎聖氏。岡崎氏によれば、これからも、70~80年代に大ヒットした人気アイテムの「復活」プロジェクトが控えているという。期待しよう!
『UFOロボ グレンダイザー』は2025年12月よりTOKYO MXにて全74話が毎週月曜夜7時30分より放送されることが決定。ジャンボマシンダーやDX超合金の「復活」と合わせ、ひさびさのテレビ放送もファンの興奮を誘うこと間違いないだろう。
「超合金魂」「ROBOT魂」
永井豪・原作の人気ロボットアニメ『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』は誕生50周年を迎えてますます人気を集め、「超合金魂」「ROBOT魂」でのハイグレード商品化も活発に行われている。
特別展示「超合金」「ポピニカ」
会場では、コレクター諸氏の協力によって往年の「超合金」「ポピニカ」シリーズの人気商品の展示が実現し、年季の入った玩具ファンの目を楽しませてくれることだろう。国産キャラクター商品の進歩・発展の歴史を知る上で、これらの商品の「現物」が見られることはとても重要だといえる。
(C)東映
(C)円谷プロ
(C)石森プロ・東映
(C)東映
(C)2025「TAIGA」雨宮慶太/東北新社
(C)ウルトラマンオメガ製作委員会・テレビ東京
(C)2024 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
(C)2025 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映







































































