• ジョイマン

――2025年はお二人にとってどんな年になっていますか?

池谷:本当にあっという間ですが、仕事の幅がまた広がった感じがしています。今年から中海テレビでレギュラー番組をやらせてもらっているんですけど、ケーブルテレビのレギュラーが3つあって、営業だけではなくロケなどにも行けて、いい意味で気分転換ができて、マンネリがなく楽しいです。営業、ケーブルテレビ、舞台の3つがあり、百人一首大会もあって、充実しています。

高木:『営業-1グランプリ』で2連覇させていただいて、去年グリーン車になったんですけど、グリーン車ってこんなに楽なのかと噛みしめています(笑)。賞レースで優勝したらグリーン車になるというのが通常ですが、『営業-1グランプリ』でもグリーン車になるんだと、営業芸人の希望にもなったと思いますし、営業も大事だなと改めて感じています。

――営業数1位になれたのはなぜだと思いますか?

池谷:僕らもいまいちわかってないんですが、使いやすいからなのかなと。

高木:どこでも行くし、何でもやるので。着替える場所がないこともあって、寿司屋で開かれた会に呼ばれたときに、路面店なんですけど、お店の暖簾の下で着替えました。カウンターしかない寿司屋で、お客さんの後ろで、大将に向かってネタをやるみたいな感じで。そういうところでも全然やります。

――着替える場所がなく店先で着替えるのは嫌だという芸人さんもいますよね。

高木:文句を言う人もいると思いますが、サイン会0人を経験しているので、何でも面白がれる体になっちゃって、次はどんなひどい営業に行くんだろうと(笑)。ちょっと粗くても頑張ってくれると思ってもらえて、それがいい感じに転がったのかなと思います。

――池谷さんが思い出に残っている営業は?

池谷:野外ステージで、楽屋が丸見えで隠れていないというのもありました。普通、登場が一番盛り上がるんですけど、見えてしまっているから、やっと来たかみたいな。サイン会0人を経験していると、そういうのも面白がれるんです。あと、外国人の方が立食しているところでネタをするというのもあって、なかなかウケず苦戦したんですけど、男の子がおもちゃの拳銃で高木を狙っていて、それを見てみんな笑って。僕も撃ってもらおうと近づいたら、僕には撃たなくて、「なんだこいつ~!」と言ったら盛り上がって、それもすごく印象に残っています。

――いろいろな環境を経験され、精神力や対応力なども鍛えられそうですね。

池谷:鍛えられたと思います。でも、いまだに2人とも何も返せず黙ることもあります。僕らのうちわを持っていたおじいちゃんに名前を聞いたら、外国人俳優の名前を言ってきて、まさかボケると思ってないから、2人とも止まってしまって(笑)

高木:ポール・ニューマンじゃなかった?

池谷:そんな気がする。たぶんジョイマンと“マン”つながりで言ったのかなと、今考えると思いますけど、そのときはうまく返せなくて。「どこがだよ!」とかツッコめたらよかったです。