ほぼ日は11月1日、「ほぼの駅 AKAGI」を群馬県・赤城山にオープンした。
旧駅舎の骨格や外観を生かしリニューアル
群馬県赤城山の鳥居峠に、かつて走っていた赤城山鋼索鉄道(ケーブルカー)の駅舎だった建物がある。1968年の全線廃止後、展望レストランとして使われていたが、同社が受け継ぎ、11月1日より新たに運営をはじめる。
もともと駅だった建物を、ほぼ日が運営するので「ほぼの駅 AKAGI」。旧駅舎の骨格や外観を残しつつ、駅らしさを意識しながらリニューアルした。施設のロゴも切符をモチーフにしたもの。グランドオープンは、2026年春の予定だが、2025年11月1日より「α(アルファ)オープン」という呼び方で試験開業をはじめる。オープン時間は午前10時~午後4時(11月1日は午後1:30~午後4時)、定休日は水曜日となる。年末年始、祝日などは別途休業の場合があるため、詳しくはXやInstagramなどのSNSで確認を。
地元の食材を使ったおいしいごはん
「お昼にあれが食べたい!」と思えるような、おいしいものを取り揃えていく。11月1日から用意しているのは、東京・六本木の日本料理店「やまぐち」と一緒に作った「豚とキャベツ」をテーマにしたメニュー。具材がごろごろ入った豚汁や、豚肉100%のハンバーグなど。また、群馬県赤城山南麓の牧場で育つブラウンスイス牛のミルクを使った濃厚なコクと甘みが口いっぱいに広がるソフトクリームや、気仙沼アンカーコーヒーのコーヒーを用意している。
オリジナルグッズや、ほぼ日のアイテムも販売
施設では、切符をモチーフにしたオリジナルグッズや、ほぼ日のオンラインストアでも人気の高い「ほぼ日手帳」や文房具、やさしいタオル、アパレル、食品、自然のなかに出かけたときに役立つキャンプブランド「yozora」のグッズなどを販売する。
あちこちの「駅」らしさも魅力
建物は、長くレストランとして活用されていたものを、どこか懐かしい駅舎をイメージして改修している。入口横には新たに「ほぼの駅 AKAGI」駅看板をフォトスポットとして設置した。駅の椅子をイメージしたベンチや、改札ボックスのような販売カウンターなど、全体的な駅らしいムードを楽しめる。
赤城山の自然を楽しむロケーション
同施設が位置する鳥居峠は、赤城山の絶景スポットのひとつ。季節ごとに表情の変わる自然の様子をみながら、ゆったりと過ごすことができる。施設内には眺望を楽しめるデッキがあり、条件が揃った日には雲海を見られることも。また、歩いていける範囲に覚満淵、大沼、小沼など、自然豊かなスポットが多く、施設と合わせて楽しめる。時間と体力があれば赤城の山歩きも。さまざまなコースがあるので、初心者も上級者も自分のペースで楽しむことができる。
オープン記念で特製切符を配布
αオープン(試験開業)を記念して、11月1日13時30分より、先着1101名に特別バージョンの切符を配布する。また、来場者が自由に押印できる特製スタンプも用意している。






