エポスカードは10月31日、「城めぐり エポスカード」の発行を開始した。
歴史あるお城を未来へつなぐ取り組み
全国各地で「お城」への関心が高まる中、入城者数は年々増加しており、城マニアに加えて若い世代やファミリー層にもファン層が広がっている。こうした動きから、お城は現代において、再びその価値が見直されている文化資産として位置づけられていると言える。
そんなお城を未来に残していくためには、目に見えない努力と支えが欠かせない。お城の修繕・復元には、専門知識を持つ職人による高度な技術、そして莫大な費用と時間が必要となる。
同社は、全国のお城ファンの「その価値を未来の世代にも届けたい」「次の時代へ確かな橋渡しをしていきたいと」という想いに共感し、クレジットカードの仕組みを活用し、日常のお買物を通じて支援できるシステムを構築した。
使うたびに歴史を紡ぐカード
同カードは、新規入会1件につき1,000円と、利用金額に応じて付与されるエポスポイント(200円につき1ポイント、還元0.5%)のうち、利用金額の0.1%分を、同社が利用者に代わって日本城郭協会に寄付する。これらの寄付は、城郭文化の継承と歴史的遺産の保護を目的として、全国のお城の保全・維持活動や、城郭文化の研究、調査を通じた教育活動などに活用される。
カードの年会費は永年無料、国際ブランドはVisaとなる。全国約10,000の施設での割引、提携各社店舗(モンテローザ、ノジマ、KEYUCAなど)の利用でポイントアップ、「エポスポイントUPサイト」でのボーナスポイント付与、カード会員限定保険や海外トラベルサービス、家賃支払い・保証人サービスなどの優待サービスも提供される。
お城の持つ歴史の趣や美意識を表現したデザイン
券面のデザインは2種類。1つは明暦の大火で姿を消した、今はなき幻の「江戸城天守」の往時の姿を現代に蘇らせた再現イラストで、歴史のロマンを鮮やかに描いている。もう1つは、当時の高度な築城技術が詰まった、城の土台にして真髄と評される「石垣」。その存在は、構造を支える以上の意味を持ち、日本の城づくりの文化と美意識を今に伝えている。
デザインは、日本城郭協会の企画・販促に関わるユーエム・サクシードが運営する全国3000城の詳細が見られる日本最大級サイト「ニッポン城めぐり」から、お城を愛する人々の想いを反映した。
オリジナル特典をプレゼント
新規入会、またはカードの切替え後、3か月以内に税込100,000円以上利用すると、名城の墨城印がデザインされた「国宝五城 墨城印 スタンド付きアクリルキーホルダー6連セット」がもれなくもらえる。
いずれも国宝に指定された、歴史的・文化的価値の極めて高い5つの名城(姫路城、松本城、犬山城、彦根城、松江城)の墨城印が揃う。
発行記念イベントも実施
カード発行を記念して、お城に関するイベントに出店する。イベントでは、新規入会者に向けて、会場限定の特別アイテムとして、香川元太郎氏作「城イラストステッカー」を用意している。
「出張!お城EXPO in 滋賀・びわ湖」は11月8日、「安土文芸の郷」(滋賀県近江八幡市)で開催される。「山城に行こう!2025」は11月15日~16日、「可児市広見地区センター」(岐阜県可児市)で開催。「お城EXPO2025」は12月20日~21日、「パシフィコ横浜ノース」(神奈川県横浜市)で開催される。



