南海電気鉄道は、今年度末に運行開始予定の新たな観光列車について、名称を「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に決定したと発表した。「落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅をお客さまにお届けしたい」との思いを込めた。
新観光列車「GRAN 天空」は、現在運行中の観光列車「天空」(橋本~極楽橋間)に代わり、難波~極楽橋間を結ぶ新たな観光列車として登場。列車名に関して、社内公募で寄せられた857件と、5,498件の一般投票を経て選ばれたという。
列車の外観は、落ち着きのある深紅をベースカラーに、ゴールドを基調とした装飾を施し、南海電鉄の社章「羽車マーク」から着想を得た羽根を広げるデザインで「旅の可能性を広げて欲しい」との願いを表現した。高野山に咲くシャクナゲなど沿線にゆかりのある植物をモチーフに取り入れ、地域とのつながりを感じられる意匠としている。
あわせて発表されたロゴは、控えめで落ち着いた豪華さと、時代を超えて共感される美しさを表現。地域の文化に触れながら、知る楽しさや新しい発見を味わえる列車旅の魅力を込めたデザインとなっている。
「GRAN 天空」の特設サイトは11月6日10時に開設予定。運行情報や車両・サービスの詳細を順次公開する。なお、2009年に運行を開始した現行の「天空」は、2026年3月20日に定期運行を終了する予定。昨年度は約2万2,000人、通算で約43万人が乗車しており、終了後はツアー貸切など団体客向けの専用列車として不定期運行する見込みだという。






