東武鉄道は16日、同社で長年活躍してきた8000系(8577編成)について、蔵王ロープウェイと連携し、10月23日から蔵王山麓駅(山形県山形市)に展示すると発表した。
蔵王山麓駅に展示する8000系(8577編成)は2両編成。通勤車両で使われていた昭和30年代の「標準色」カラーリングを再現し、亀戸線や大師線で運行された。2025年4月には、東武鉄道として初めて鉄道博物館(埼玉県さいたま市)で特別展示された。
蔵王ロープウェイでは、12月から3月まで樹氷鑑賞やウインタースポーツを楽しむ人々が集まるとのこと。蔵王山麓駅駐車場に8000系(8577編成)を展示し、冬季繁忙期の混雑時はロープウェイの乗車を待つ人に車内を見学してもらうことで、利用者の環境改善を図るとしている。
なお、冬季繁忙期以外は8000系(8577編成)を活用したイベントを開催予定。イベントの詳細は決まり次第、改めて案内するとのこと。
