ABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』(毎週月曜20:00〜)第2話が、6日に配信された。
※以下、第2話ネタバレあり。
異母弟・龍也が現れ…
母・桂子(奥貫薫)を亡くした飛鳥(のん)は、不動産屋から立ち退きを迫られ、仕事でもリストラ同然の扱いを受けるなど窮地に立たされる。そんな中、職場で財布の窃盗事件が発生。飛鳥は容疑者として警察に拘束されてしまう。
窮地に立たされた飛鳥のため警察署に現れたのは異母弟・龍也(森愁斗)。彼の口添えにより、飛鳥は「父・彰一(中村獅童)とその家族に接近しない」「血縁関係を公にしない」「父・彰一と家族にいかなる損害も与えない」という条件付きで釈放される。しかし、それは、龍也が仕掛けた巧妙な罠だった。
「俺も結城彰一に殺された人間だ」
釈放後、彰一の妻・結城香(山口紗弥加)は「今のあなたがあるのはあなたの選択の結果。哀れでかわいそうな結果を選んだのはあなたたち親子でしょ?」と冷酷な言葉を放ち、母・桂子への「お悔やみ」として札束を差し出す。怒りに震えた飛鳥は、それを投げ捨てて立ち去る。
全てに絶望した飛鳥は、母が生前「ここに来ると心が軽くなる」と語っていた屋上へ。飛び降りようと決意したその瞬間、「逃げんのかよ、国見飛鳥。お前、結城彰一の娘だったんだな」という声が響く。そこに現れたのは謎の男・藤堂成悟(藤木直人)。
彼は「俺も結城彰一に殺された人間だ。殺すっていうのはそいつの人生を否定することだ。結城彰一の人生は将棋だろ、あいつの人生を否定したかったら、これだ」と将棋の駒を手渡し、「手を組まないか? 国見飛鳥」と提案する。この誘いに飛鳥はどんな反応を見せたのか。そして、気になる藤堂と結城彰一の関係は。
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【編集部MEMO】
天才棋⼠の⽗のもとに⽣まれた⾶⿃(のん)。⺟と3⼈、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時⽗は2⼈を捨てて出ていってしまう。⺟と貧しい⽣活を送る⾶⿃だったが、やがて⺟も病で他界し、⾶⿃は孤独の⾝となる。⼀⽅、⾶⿃を⾒捨てた⽗は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。その姿に殺意が芽⽣えた⾶⿃は、復讐⼼に突き動かされ、ある出来事をきっかけに将棋の世界へと⾜を踏み⼊れる。そして「史上初の⼥性棋⼠」を⽬指すことになる。これは、憎しみに囚われるひとりの⼥性が、将棋を通じて⼈⽣を取り戻していく物語。







