夏の終わりに咲く、鮮やかな赤い花「彼岸花」。その独特な姿はどこか神秘的でとても美しいですよね。Xでは、そんな彼岸花をめぐる“まさかの1枚”が大きな注目を集めました。
一瞬、彼岸花に見えませんか?
(@okaphotoartより引用)
ポストしたのは、洗濯バサミでアートを制作し写真で表現する「洗濯バサミフォトグラファー・岡本なう(@okaphotoart)」さん。
「一瞬、彼岸花に見えませんか?」と問いかけ、1枚の写真を投稿しています。そこには、2輪の真っ赤な彼岸花が写ってい……んっ!? えっ、ちょっと待って!? これ、本物の彼岸花……ではない!?
よーく見てみると、まさかの“洗濯バサミ”!!「嘘でしょ!?」「どう見ても彼岸花なんだけど!?」と、思わず叫びたくなる再現度です。身近な洗濯バサミから、ここまでの美しさを生み出す発想と表現力に、驚きが止まりません。
この投稿は大きな反響を呼び、2.2万件のリポスト、25万件のいいねを獲得(10月7日時点)。「いやいや、何回見ても彼岸花でしょ!」 「彼岸花じゃなかったら何ていう花なんやろ?って思ったら花ですら無かったw」「彼岸花や〜って素通りしようとして見えませんか?でえっ?てなりました」「一瞬どころか凝視しても本物に見えます 凄い!(語彙力)」「すげーー‼︎ わからなかった」など、数々のコメントも寄せられました。
投稿主さんに聞いてみた
多くの人の驚きと感動を呼んだこの洗濯バサミフォト。投稿主の岡本なうさんに、詳しいお話をお聞きしました。
── 洗濯バサミでアートを表現しようと思ったきっかけや理由を教えていただけますか?
僕は、2021年3月からSNSを中心に「洗濯バサミフォトグラファー」として活動しています。2021年は、主にシンプルに被写体として洗濯バサミの魅力を引き出す写真を試行錯誤しながら撮影してきました。
しかし、「洗濯バサミは美しい」というこの個人的な感覚を一般的に伝えるには工夫が必要だと感じました。そこで、2022年から洗濯バサミでアート的な表現を用いた撮影を行うようになりました。
そのひとつが、洗濯バサミで制作した被写体の特定の角度や一面を使い、一眼レフカメラを活かして表現する方法でした。
── 彼岸花を作ろうと思ったきっかけや、こだわったポイント、難しかったところを教えてください。
2022年から毎年この時期に洗濯バサミで彼岸花を制作しているので、今年もその流れで作ったという感じです。彼岸花といえば赤や白、珍しい色ではピンクなどもありますが、今回赤を選んだ理由は、2024年に使用した赤い洗濯バサミを見て「これはまさに彼岸花の赤だ」と強く感じたことが大きなきっかけでした。
制作においては、作ること以上に「撮ること」にこだわっています。
これは僕が制作するすべての作品に共通していることですが、洗濯バサミの彼岸花自体は拙い造花のようなものです。見る角度によっては彼岸花に見えないこともあります。
それを、どうすれば彼岸花らしく見えるか、奇跡の一瞬をカメラで追求し続けているのが、自身の洗濯バサミフォトです。
── 今回のポストが大きな反響を生んでいますが、率直なご感想などはございますか?
自身の洗濯バサミの投稿が多くの方に届くというのは、SNSの仕組みから考えても本当に難しいことだと常々感じてきました。
そもそも、投稿が表示されないことのほうが圧倒的に多い中で、こうして皆様のもとに届き、たくさんの「いいね」やフォロー、コメントをいただけるのは、まるで奇跡のように思えます。見てくださった方々のお人柄や豊かな感性に、心より感謝しております。
岡本なうさんのアカウントでは、今回の彼岸花以外にも驚くほど素敵な“洗濯バサミフォト”がたくさん見られます。ぜひチェックしてみてくださいね♪
一瞬、彼岸花に見えませんか? pic.twitter.com/6re7Mq9TZv
— 洗濯バサミフォトグラファー・岡本なう (@okaphotoart) September 27, 2025



