日本旅行は18日、同社草創期の団体旅行を現代風に復刻させた「大阪~長野 直通団体貸切列車『日本旅行創業120周年記念号』で行く長野・善光寺への旅 1泊2日」について発表した。特急「しなの」の車両383系を使用。大阪~長野間を直通運転(乗換えなし)するという。
同社は1905(明治38)年、現在の滋賀県草津市で創業。3年後の1908(明治41)年、国鉄貸切臨時列車による善光寺参りの団体旅行を行った。「団体旅行のお世話を生業としていくことを決意した創業者南新助が当時の人々の善光寺参りをしたいという願いを形にした旅行商品」であり、これが「日本における旅行業の発祥」と説明する。
創業から120年の節目にあたる今年、鉄道の旅で関西から善光寺への道のりを現代風に復刻させた特別なツアーを企画。新幹線が走る50年以上も前、かつての国鉄を乗り継いで実施した団体旅行を再現すべく、大阪を起点に創業の地・草津など経由しつつ、中央本線経由で長野まで、じつに441.2kmという列車の旅(ルートは1908年の団体旅行と若干異なる)となる。創業の地・草津をはじめ、沿線の味覚も味わえる工夫を取り入れるとのこと。
12月6日を出発日とする1泊2日のツアーとして実施され、JR線の大阪駅、京都駅、草津駅、米原駅が発駅に。団体貸切列車「日本旅行創業120周年記念号」の使用車両として特急「しなの」の383系が示され、大阪~長野間441.2kmを乗換えなしで結ぶなど、2016年3月まで活躍した大阪駅発着の「しなの」とほぼ同じルートでの運行となる。
列車内でさまざまなおもてなしも用意。列車が通過する地域の特産品を提供するほか、往路でハローキティが長野駅まで同乗し、写真撮影の時間も設ける。オリジナル「Hello Kitty トートバッグ」のプレゼントも予定している。
「日本旅行創業120周年記念号」に乗車できる旅行商品として、日本旅行の国内企画旅行商品ブランド「赤い風船」が添乗員同行の善光寺大法要プランや個人旅行向けのフリープランを販売するほか、「おとなび」も添乗員同行のツアー3商品を販売。鉄道ファンに向けた特別なツアーとして、「大阪~長野 直通団体貸切列車(元日本最長昼行特急経路を踏破)『日本旅行創業120周年記念号』で行く 国鉄型電車探訪2日間」が9月29日15時に発売予定となっており、ツアーの詳細は9月25日12時頃、ツアー目次サイトで公表するとのこと。

