フジテレビは8日、1991年に放送されたドラマ『101回目のプロポーズ』の続編となる『102回目のプロポーズ』を制作することを発表した。地上波放送と、動画配信サービス・FODでの独占配信を予定している。

  • 『101回目のプロポーズ』(C)フジテレビ

    『101回目のプロポーズ』(C)フジテレビ

『101回目のプロポーズ』は、浅野温子と武田鉄矢の名演で、放送から30年以上たった今も語り継がれるラブストーリー。今作の『102回目のプロポーズ』は、鈴木おさむが放送作家・脚本家を引退する数年前から続編ドラマの制作を熱望し、本人自ら企画として立ち、新たな連続ドラマとして実現した。

『101回目のプロポーズ』の最終回で結ばれた矢吹薫(浅野)と星野達郎(武田)は本当に結婚していたという設定で、その娘が主人公のラブストーリーが全12話で描かれる。

主人公・星野光役を務めるのは、唐田えりか。薫と達郎の娘として生まれ、母と同じチェリストの道を歩みながら、太陽と音の間で揺れる繊細な役柄を演じる。

そんな光に一目惚れする青年・空野太陽役は、ドラマ『テセウスの船』(2020年 TBS)をはじめ俳優としても注目を集めるせいや(霜降り明星)。等身大の魅力と確かな存在感で、新たな一面を見せる。

さらに、光の恋人・大月音役で伊藤健太郎。主人公・星野光の父・達郎を演じるのは、武田鉄矢だ。『101回目のプロポーズ』で薫と結ばれ、今では小さいながらも自分の建築会社を経営しながら、薫との間に生まれた愛娘の幸せだけを願う父親を演じる。

『101回目のプロポーズ』の達郎と純平の掛け合いを彷彿とさせる、達郎と太陽の掛け合いが、本作の見どころの一つとなっている。

コメントは、以下の通り。

■企画:鈴木おさむ

「2022年、当時公開された『トップガン マーヴェリック』を見て、日本でも80年代90年代の名作ドラマの[続編]が作れるのではないかと思った時に、降ってきたのが『101回目のプロポーズ』の続編でした。
あの星野達郎に綺麗な娘さんがいて、その娘に星野達郎並みにフラれ続けた男がプロポーズする恋の物語…
そんな物語も同時に思いつきました。しかも、霜降り明星のせいやとは僕が作演出の舞台で役者さんとして仕事をして、いつか彼と映像で…と思っていたのです。
そんな思いつきを自分の中で膨らめていき、2023年に栗原プロデューサーに話しました。当然、そんなこと出来ないだろうと思って伝えたところ、栗原Pが頑張って、時間をかけて制作OKにしてくれたのです!
本当は僕が引退前に作りたかったけど、やはり、レジェンド作品ですから。時間をかけてみんなで作っている間に今になりました。
僕が19歳の時に放送された『101回目のプロポーズ』は、僕に大きな衝撃を与えてくれました。いつかこんな物語を作りたいと強く思いました。
あれから34年の歳月を経て、こんな素敵な物語を世に出せることを、誇りに思います。 ドラマ『101回目のプロポーズ』でドキドキした人たちも、この物語を知らなかった人たちにも、期待して頂きたいです」

■唐田えりか

「この度『101回目のプロポーズ』の続編にて達郎さんと薫さんの娘、光を演じさせていただくことになりました。
大名作の前作にリスペクトと責任を胸に、今の自分の精一杯をぶつけて挑みます。
鈴木おさむさんとのお仕事はいつも私にとって高い挑戦ばかりです。
心強いスタッフ・キャストの皆様と、準備期間から笑いが絶えず幸せな時間を過ごしています。面白い作品になります。是非、ご期待ください!」

■せいや(霜降り明星)

「ドラマの主役もやったことないし役者さんじゃないんでこの話が来たとき断って視聴者として楽しもうと思ったんですが、何年か前からせいやでいこうと思ってたという熱い制作の方の言葉を聞いてやらせていただきますということになりました。
本当に光栄です。
学生時代からずっと好きだった武田鉄矢さんの代表作である『101回目のプロポーズ』の続編、しかも主人公をやらせていただくのは振り返ったときに人生のでかい思い出になると思います。
さっそく鉄矢さんと本読みしたんですがおもろすぎました。
アドリブで捲し立てて俺帰りますって激巻きして帰りました。
エピソードがめちゃくちゃできそうです。
前作を汚さないように一生懸命頑張ります。
みなさん是非よろしくお願いします」

■伊藤健太郎

「今回『102回目のプロポーズ』で大月音を演じさせていただく事になりました。
90年代に大ヒットした『101回目のプロポーズ』の続編という事で自分に音という人物を任せていただけた事すごく光栄に思っています。
監督プロデューサーとお会いしてお話をさせて頂いた時に前作に対してのリスペクトそして今作に対しての愛情を非常に感じました。
そして台本を頂き読ませていただいた時にクスッと笑えたり涙が溢れそうになったり、読み終わった後にすごく温かい気持ちになりました。
撮影はこれからなのですが、受け取って見て頂く方々の心も優しく温かくなる様なそんな作品になれる様、精一杯音として生き抜きたいと思っています。 お楽しみに!」

■武田鉄矢

「『101回目のプロポーズ』それは遠い昔、そう三十年前に私が演じた平成の恋愛ファンタジーです。とてもとても、現実にはありえない恋物語でした。沢山の人に楽しんで貰いましたが、それが令和の世になって続編として『102回目のプロポーズ』を作ろうというお誘いを受けました。
何やら嬉しくなり、そのお誘いをお受けしました。そう、これは終わらない恋のファンタジーの始まりです。
物語に物語を継(つ)いでゆく、と思うともう楽しくてなりません」

【編集部MEMO】
武田鉄矢がトラックの前に飛び出して発した「僕は死にません!」の名ゼリフが有名な『101回目のプロポーズ』。最終回は世帯視聴率36.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録した。