JR北海道は3日、国と登別市の協力を得て2023年8月から整備を進めてきた登別駅へのエレベーター設置等のバリアフリー化と駅舎の新設について、このほど新たな乗換え跨線橋とエレベーター、新駅舎が完成し、10月11日始発列車から供用開始すると発表した。
登別駅の新駅舎は、「歴史に佇み、現在を刻み、未来へと流れる駅」「道内有数の温泉地の玄関口として温泉街の風情を感じる駅」をコンセプトに、道産木材を使用し、温泉街の雰囲気を演出している。登別市らしさや温泉地としての雰囲気を感じられる暖簾と銘木駅名標を出入口付近に設置するほか、隣接する登別市観光交流センター「ヌプル」と連携することで利便性の向上を図るとしている。
新駅舎屋根上の南面に太陽光パネルも設置。CO2フリー電気を活用することで、登別駅の使用電力は実質的に100%再生可能エネルギー電力になるとのこと。
新たな跨線橋は、1~3番線の線路をまたいで第1乗降場と第2乗降場をつなぐ陸橋となり、第1乗降場・第2乗降場のそれぞれに階段とエレベーターを設置。これにともない、現在使用している旧跨線橋は撤去される。
新駅舎と新跨線橋・エレベーターの供用開始に合わせ、10月11日10時から登別市とJR北海道の主催で完成記念式典(約40分間)を開催。エレベーターと跨線橋の渡り初めなど行われる。なお、新跨線橋・エレベーターは同日の始発列車から利用可能。1935(昭和10)年に竣工し、経年90年となる現在の木造駅舎はリフレッシュ工事を行い、駅および鉄道の利用者に向けた待合スペースとして、2026年度末頃の供用開始を予定している。



