東京・国立代々木競技場 第一体育館で23日、TBS系バラエティ番組『ラヴィット!』の音楽イベント「ラヴィット! ロック2025」(LOVE IT! ROCK 2025)が開催され、MCの麒麟・川島明が番組に対する熱い思いを語った。

  • 「ラヴィット! ロック2025」に出演した麒麟・川島明

    「ラヴィット! ロック2025」に出演した麒麟・川島明

今年で3回目となる「ラヴィット! ロック」は、“ラヴィット!ファミリー”が全力で作り上げる音楽祭。配信チケットも8月23日までに5万5000枚を売上げ、会場の約1.1万人と合わせて6万6000人が、熱いパフォーマンスを見届けた。

川島はイベントの終盤、1人でセンターステージに立ち、「『ラヴィット!』が皆様のおかげで今年5年目を迎えることができまして、本当にありがとうございます」と感謝。「番組が始まった当初は笑える情報番組を目指していたんですけど、いつの間にか、何の情報もお届けできてない、そういう番組になりました」と話して笑いを誘いつつ、「精一杯バラエティをやらせてもらっているというつもりで2025年も走ってきました」と語った。

続けて、「でも、ただのバラエティではないような気がしていて、特別な場所になったんじゃないかなと思う出来事が7月28日にありました」と切り出し、2024年4月8日放送の『ラヴィット!』で脳梗塞から4カ月ぶりに仕事復帰を果たしたなすなかにしの那須晃行の話に。

「那須くんは帰ってくる番組として『ラヴィット!』を選んでくれました。そこから1年3カ月、那須くんはビリビリ椅子を受けることができなかったんですが、リハビリを完全に終えて今年の7月28日、那須くんのお医者さんがビリビリ椅子を受けてもいいという判断を下しました。(値段を当てるゲームで)全員がビリビリということになり、那須くんも食らって。そのときに、那須くんは『ただいま』って言いました。すごいなと思って。『ラヴィット!』って帰ってこられる場所になっているんだなと思ったんです」

そして、何かあった人たちが帰ってこられる番組でありたいという思いを熱く語った。

「昨年の『ラヴィット! ロック』からいろんなことがあって、いろんな理由で『ラヴィット!』に出たくても出られない人がすごく増えたんです。近藤千尋さんのようにめでたい出産もあれば、大人の事情とか、謹慎の人が出てきたり。今の世の中はそういった方々に対する休めという判断は早いんですけど、帰ってこられる場所がないんです。反省したり、いいことしたのに悲しいなと思って。だから、『ラヴィット!』はそういったみんなが帰ってこられる場所になったらいいなと思って、スタッフさん、演者のメンバーが相変わらず楽しいバラエティをずっと守り続けています」

視聴者にとっても、いつでも帰ってこられる心が休まる番組になることを目指しているという。

「受験や就職など、人生の大きな決断があったり、テレビを見ることもできなくなる方々もいるかもしれません。一生懸命頑張って夢中になることは素敵なことですが、疲れたな、休みたいな、しんどいなと思ったときは、ぜひ『ラヴィット!』をつけていただきたい。変わらない日常、そして相変わらず真剣にふざけるみんなの様子を見て、またこんなことやっているな、笑ってもうた、明日から頑張ろうと思える番組作りを目指して頑張っています」

さらに、「つらいとき、しんどかったり、自分を肯定できないときは、ぜひ『ラヴィット!』にもたれてください」「変わらない日常をお届けできたらと思って、出演者、スタッフ一同頑張っています。これからもよろしくお願いします」と呼びかけると、観客から大きな拍手が沸き起こった。

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