JTB総合研究所は8月19日、「生成AIの利用と旅行についての調査」の結果を発表した。調査は7月16日~29日、過去1年以内に1回以上泊りがけの観光旅行をした経験があるかつ生成AIを週に数回以上利用している人432名、日常的に生成AIを利用している20歳~69歳の男女29名を対象に、Webアンケート方式にて行われた。

生成AI利用者「旅行に利用したことがある」78%

  • 旅行に関する生成AIの利用について

    旅行に関する生成AIの利用について

調査によると、生成AI利用者(週1回以上利用)に旅行に関する生成AIの利用経験を聞いたところ、77.8%が「利用したことがある」ことが明らかに。特に女性20代(89.3%)、男性30代(85.7%)と、若年層を中心に高い利用率となった。

また、旅行に際してこれから生成AIを利用してみたいことを聞くと、「旅行の行程作成やルート提案」(35.6%)、「交通手段の検索・予約」(32.2%)、「旅行先のグルメ情報検索」(29.9%)が上位となり、効率的な旅程の計画や現地情報のニーズが高いことが分かった。

  • 生成AIの利用全体のデメリット

    生成AIの利用全体のデメリット

旅行者の生成AI活用が拡大する一方で、生成AIの利用全体のデメリットとしては「正確な情報でない場合がある」(39.4%)が最も多く、実際、生成AIは最新情報や現地事情の変化、細かなニュアンスに十分対応しきれないケースも想定される。また、生成AIから得た情報をもとにトラブルが発生した場合、責任の所在が不明確で、結果的に旅行者自身が不利益を被ることにもなりかねないという。そのほか、「有料プランだと費用がかかる」(29.9%)、「依存してしまう」(28.9%)が上位にあがった。