タレントの藤本美貴が15日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「SNSの投稿や周りの評価を気にするあまり、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまった」という20代女性のお悩みに答えた。

  • 藤本美貴

「純粋に欲しいのか、みんなに認められたいのか」

相談者は、「ブランドバッグが欲しい」という気持ちに対し、「純粋にそのバッグが好きなのか。それとも、みんなに自慢して認められたいという承認欲求なのか」と考えてしまうそうで、「どちらが本当の自分の望みなのか、わからない」と吐露。外食をする際も、「おいしいご飯を楽しみたい! という気持ちも、本当は、良いところに行っていると思われたいという自己表現になっているかもしれない」と思い悩むことを明かした。

藤本は、「すごい真面目な人」だと話しつつ、「どっちでもいいんじゃない? って私は思う」とキッパリ。続けて、「私もあるよ。そのブランドが好きなだけで、このカバン本当に好きなのかな? って思うときある。この形が欲しいのか、このブランドの物が欲しいのかわからない」と共感しながら、「どっちにしても欲しいわけじゃん。ということは、買える自分になるだけ」「どっちなんだろう? って思うヒマがあったら、全部叶えられるように働くのみ」と前向きにアドバイスを送った。

また、承認欲求についても、「周りの評価を得ることで、優越感だったり、自分が幸せな気持ちになるんだったら、それはそれでいいんじゃないかな」と肯定的。「そういう時代だから。本当にこうなのかな? なんてことはいらない」と話し、「自分がこうしたいと思ったことに向かっていくだけ」と強調。相談者に向け、「そのブランドが欲しいんだったら、買えばいいんですよ。他に困るようなことがなければ買えばいいし、それを叶えられるように一歩進むことが大事」だと伝えた。

最後に、「私も20代のときは、これ欲しいあれ欲しいとか。欲しいのかわかんないけど買ってるときもあった」と打ち明けた藤本。30代になれば、「ちょっと落ち着ける自分になる。物の本質というか、自分が本当に欲しいのか? みたいなことに気づける」と話し、「だから、今は必要なステップです」とフォロー。若いときは、どうしても流行りのものを取り入れがちだとし、「気づく日がきっと来るから。今はいいんですよ。映えに溺れてて。しっかり一回溺れたらいい。そこも楽しんでほしい」と優しく語りかけていた。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。