大創産業は7月26日~8月17日まで、DAISOオリジナルトレーディングカードゲーム「蟲神器」をテーマにした「蚕蟲祭 - 蟲神器 富岡製糸場ノ陣」を富岡製糸場(群馬県富岡市)で開催する。
DAISOで販売している蟲神器は、虫をモチーフにしたオリジナルトレーディングカードゲームで、遊びながら虫や自然に親しみ、親子や友人との交流を深めることができる。カブトムシやクワガタムシなど人気の虫に加え、カマキリやクモ、バッタやカミキリムシなどの身近な虫、海外でしか見られないような珍しい虫もモチーフになっている。生き物研究所所長伊藤年一氏をはじめ複数の専門家による監修を受けており、生息地や生態の解説がついた図鑑としても楽しむことができる。
この度開催される蚕蟲祭は、今年3月に開催された「蟲神器 人気虫投票」で、「カイコ(成虫)」が1位に選ばれたことをきっかけに実現することとなった。初心者から楽しめる体験会(7月26・27日)のほか、カードを使ったバトル大会(8月16・17日)が行われる。来場者には本イベントでしか手に入らない「蚕玉の加護」と「カイコ(幼虫)」のカードをプレゼントするほか、蟲神器カードを模した顔出しパネルも設置する。
昔から養蚕が盛んだった上州富岡に位置する富岡製糸場は、1872年、生糸輸出に近代国家建設への活路を見出した政府によって日本で最初の本格的な器械製糸工場として設立された。1987年まで製糸工場として稼働し、国内養蚕・製糸業を世界一の水準に引き上げることに貢献し、2014年に世界遺産として登録され、その役割を終えた今でも年間およそ36万人の見学者が訪れる人気スポットとなっている。
同イベントの開催日時は7月26日~8月17日までであり、期間中は休場日なしで実施される。開場時間は9:00~17:00まで(最終入場は16:30)。イベントへの参加には同施設の入場料が必要となる(富岡市民は無料)。入場料は大人1000円、高校生および大学生250円、小学生および中学生150円となっている。