「青森屋 by 星野リゾート」(青森県三沢市)は10月1日から、「ねぶたハロウィン」を開催する。

  • 「ねぶた」が特別なハロウィン仕様に

青森ならではのハロウィンを楽しむ、ねぶたハロウィンが今年も開催される。ハロウィン柄の跳人衣装をまとった全長約4mのねぶたのほか、りんご型の灯篭で装飾されたラウンジが登場。また、青森屋と地元の高校のねぶた部が連携して制作した「ねぶたマスカレードマスク」を使った写真撮影も楽しめる。開催期間は10月1日~31日まで。本イベントは宿泊者を対象としている。

全長約4mの「ハロウィンねぶた」

  • ハロウィンの仮装をし、驚かすポーズをしているねぶたが登場

普段は勇ましい表情をしているねぶたが、このイベントではハロウィンの仮装をし、驚かすポーズをして登場する。全長約4mのねぶたで、青森ねぶた祭の踊り手「跳人(はねと)」の衣装を着ているのが特徴。また、ねぶたの技法でできたりんご型の灯篭やコウモリがハロウィンねぶたの周りを囲み、ハロウィンらしい空間を演出する。

制作者の竹浪比呂央氏は、1989年に初の大型ねぶたを制作して以来、ねぶた大賞をはじめ多数の賞を受賞しているねぶた師。2023年には、ねぶた文化の伝承と振興への貢献で第7代ねぶた名人に選ばれた。

  • ねぶた師 竹浪比呂央氏

りんごのジャック・オー・ランタンが登場

  • ハロウィン限定の空間

開催期間中、パブリックスペース「囲炉裏ラウンジ」が、ねぶたの技法を用いて作られたりんご型の灯篭を飾った、ハロウィン仕様のラウンジになる。色とりどりのジャック・オー・ランタンが並ぶ色鮮やかで心躍る空間は、寛ぐだけでなく、フォトスポットとしても楽しめるのが特徴。らに、ラウンジのスタッフに合言葉「こんびりけねばちょすはんで!(青森の方言でトリック・オア・トリートを意味)」を伝えると、ハロウィンの絵柄が描かれたオリジナルの南部せんべいをプレゼントとしてもらえる(1日50枚限定)。

12種類の「ねぶたマスカレードマスク」で仮装

  • 地元の高校のねぶた部制作の「ねぶたマスカレードマスク」

青森ならではのユニークなハロウィンを盛り上げるため、青森ねぶた祭やハロウィンにちなんだ仮装アイテムを用意している。ハロウィンカラーの跳人衣装に加え、ねぶたの技法を用いて作られた「おばけ灯篭」や「ねぶたマスカレードマスク」が登場。ねぶたマスカレードマスクは、青森屋と青森工業高等学校のねぶた部が連携して制作したもので、青森ねぶた祭の山車の題材としてよく用いられる歌舞伎や神話、鬼、コウモリなどをモチーフにした全12種類の中から選べる。仮装アイテムを身につけ、ハロウィンねぶたと一緒に記念写真を撮影することができる。