近畿日本鉄道は、北大阪急行電鉄との「ICOCA連絡定期券」を10月1日から新たに販売開始すると発表した。これまで2枚の定期券が必要だった「近鉄線からOsaka Metro線を経由した北大阪急行線までの区間」を1枚の定期券で利用できるようになる。

  • 近鉄線から北大阪急行線まで1枚で通学・通勤できる「ICOCA連絡定期券」を発売

近鉄はすでにJR西日本、京阪電気鉄道、阪神電気鉄道、南海電鉄、名古屋鉄道、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)、阪急電鉄と「ICOCA連絡定期券」を展開しており、北大阪急行電鉄にも接続範囲を拡大することで、通勤・通学利用者の利便性をさらに高めたいとしている。

10月から販売開始する通勤定期券・通学定期券ともに、長田駅、大阪難波駅、大阪阿部野橋駅から御堂筋線(Osaka Metro)など経由して北大阪急行線内までの区間を設定。近鉄の定期券自動発売機(上部パネルが黒色の機種)のみで販売され、駅窓口や北大阪急行電鉄、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)では販売されない。障がい者割引定期券と実習用通学定期券は、今回の「ICOCA定期券」において対象外となる。