星野リゾートは6月24日、「リゾナーレ下関」(山口県下関市)の予約受付を開始した。

  • 海峡カバナスイートのリビング

同社が国内外に展開するリゾートホテルブランド「リゾナーレ」が九州・山口エリアに初進出する。関門海峡を目の前に臨む絶好のロケーションに位置し、客室はもちろん、施設内のテラスやプールからも、時間によって移り変わる関門海峡の景色を楽しめるのが特徴。「海峡のデザイナーズホテル」をコンセプトに、関門海峡の景色や「ふぐ」といったこの地域ならではの要素を取り入れた建築に加え、ロケーションを活かしたアクティビティで"海峡を楽しみ尽くす滞在"をデザインする。

開業日は2025年12月11日を予定している。宿泊料金は1泊21,000円~(2名1室利用時1名あたり、食事別)。チェックインは15:00、チェックアウトは12:00となっている。

全室が関門海峡ビュー

  • 左:スーペリア(3名定員・38m2)/ 右:愛犬ルーム(4名定員・53m2)

客室は9タイプ、全187室。全室から関門海峡の景色を楽しむことができる。どの客室も、壁やインテリアは関門海峡の海の色から着想を得たエメラルドグリーンを基調とし、色鮮やかな空間となっている。最大5名で宿泊できる客室や愛犬と過ごせる客室もあり、旅の目的や同行者に合わせ選ぶことができる。

リビングに砂浜が広がる「海峡カバナスイート」

  • 左:海峡カバナスイート(4名定員・76m2)/ 右:海峡カバナBOX

「海峡カバナスイート」は、リゾートの浜辺に設えられる「カバナ」をイメージしたデザイン。リビングには砂浜が広がり、まるでプライベートビーチにいるような空間となっている。また、当客室限定で望遠鏡や貝殻などのアイテムを詰め込んだ「海峡カバナBOX」を用意している。貝殻に触れたり、耳に当てて音を聞いたり、望遠鏡で最上階からの景色を楽しんだりと、どの客室よりも関門海峡を満喫し、心ゆくまで寛げる滞在が叶う。

旅の目的に合わせて選べる2つのダイニング

リゾナーレトマム、那須、八ヶ岳の3施設で展開し、「この地域ならではの食材との出会い」を提供するメインダイニング「OTTO SETTE(オットセッテ)」がリゾナーレ下関にも登場する。ふぐの厚みによって引き出される多彩な食感や、素材本来の味わいを余すところなく堪能するイタリア料理のディナーコースを提供する。

  • 左:フグのカルパッチョ 柑橘のエスプーマ / 右:「OTTO SETTE SHIMONOSEKI」内観

朝食、夕食を提供するビュッフェダイニングは、ふぐや水のイメージから「PUKU PUKU」と名付けた。ふぐの唐揚げやブイヤベースといった種類豊富なふぐ料理や下関市の郷土料理である「瓦そば」など、この地域ならではのメニューをふんだんに楽しめる。

  • 左:朝食イメージ / 右:「PUKU PUKU」内観

くつろぎの大人時間が楽しめるインフィニティプール

  • インフィニティプール

水面が海や空と一体となるような設計のインフィニティプールは、関門海峡の景色と溶け合う非日常的な空間。関門橋や対岸の門司港、目の前を行き交う船舶など、人の営みと自然が融合したダイナミックな景色を楽しみながら、くつろぎの大人時間が楽しめる。

子どものプールデビューにも最適の全天候型屋内プール

  • 全天候型屋内プール内観

天候問わず楽しめる全天候型屋内プールは、ふぐをモチーフにした大胆で遊び心のあるデザインが特徴。外に飛び出した全長約30メートルのウォータースライダーでは、関門海峡の潮流に流されているかのようなスリルを味わえる。小さな子どもも安心して遊べる浅いプールや、水の流れを使って遊べる遊具、幼児用のスライダーもあり、楽しみながら水に慣れることができるので、子どものプールデビューにも最適なプールとなっている。

関門海峡の景色を楽しむ「なみなみテラス」

  • 夜のなみなみテラス

なみなみテラスは、先端にいくほど傾斜が強くなる波のようなデザインが特徴。芝生エリアや、寝そべってくつろげるベンチ、カウンター席を設え、時間によって移り変わる関門海峡の景色を眺めながら、思い思いの時間を過ごすことができる。

関門海峡をフィールドにしたアクティビティ

  • 「Captain Academy」イメージ

船長になりきり関門海峡を航海する「Captain Academy」。オリジナルの衣装を着用し、普段は入ることができない船長室の見学や、事前学習で学んだ内容を航海中に実践することで、船長の仕事を楽しみながら学べる本格的なアクティビティが楽しめる。